今夜遅い時間から雪になるそうな。
降る時間が長いから積もりそうだな。
きょうは、最近気になっている「体幹」について考えてみました。
サーフィンでも体幹
日曜日、NHK BS「奇跡のレッスン サーフィン編」を見ました。
これまで個人の勘や経験に頼っていたサーフィンの指導に、誰でも上達できるコーチング革命を打ち出したと言われる南アフリカのクレイトン・ニーナバー氏が、千葉の中高生サーファーを指導していくというものです。
波の上でターンをするときに、単に足の力を使うのではなく「体幹」を使って力強くターンしていく話がありました。
最近この「体幹」という言葉が気になっています。
スノボーでも体幹
昨日の日経新聞朝刊スポーツ面で、スノーボード・ハーフパイプの平野歩夢さんが、米国で行われた冬季Xゲームで誰もなし得なかった大技を決めたことを報じていました。
昨年、着地に失敗し靭帯損傷の大怪我を追った後、「高回転の大技の土台となる地道な体幹の強化をはかった…..」と書かれていました。
海の世界でも、雪の世界でも、スポーツの世界で「体幹」が、何かどえらいことを成し遂げてくれるように思えてきました。
ランニングでも体幹
金哲彦氏の「ランニング・メソッド」を読みましたが、その中で「マラソン選手の走りのポイントは、体幹を上手に使うことです…..」とあり、初めて体幹という言葉が自分の思考に入り込んできました。
その後になって、サーフィンの世界で、スノボーの世界で、「体幹」という言葉が飛び込んできたのです。
一言の言葉というより「体幹」という概念と言ったほうが良いかもしれません。 初めて触れた言葉というわけでもなく、体幹ダイエット、体幹トレーニングなど「体幹」の漢字は何度となく目にしてきたはずです。
しかし、自分の行動に活かすべく概念として受け入れたことはありませんでした。
ウインドサーフィンでも丹田を意識することを習ったことは有りますが、体幹という言葉は使われませんでした。
調べてみると「体幹」という言葉は、ここ10年ぐらいになって使われるようになったということなので、ウインドサーフィンを習い始めた20数年前には言葉として使われることはなかったのでしょう。
これまでランニングやジョギングの本を幾つか読んできましたが、これから実践的な走り方や練習法を決めていくのに、金哲彦氏の著書を中心にして基本形を作っていこうかと考えています。
書籍も多いようだし、NHKのランスマでよく見かけるし、YouTubeでも指導している動画が多数出回っているし、なによりも「体幹」という概念を与えてくれたことが理由です。
次は「体幹」という言葉をそのものズバリ書名にしている「実践・体幹ランニング DVD付き 確実に速くなる!」を読んでまとめてみることにします。
体幹を鍛えて故障しない身体へ
先程も、「体幹」という概念を受け入れると書きましたが、私はこの概念を受け入れるということをとても重視しています。
概念というと難しく聞こえてしまいますが、英語で言えばコンセプト…..、
んー、これもわかりにくいかな。
具体的に言うと、物事をすすめて成し遂げるための目標や方向を示し、そのための考え方や行動のすべてを体系的に網羅したひとまとまりのものの意味で使っています。(余計わかりにくいか。)
年齢が行ってからのランニング挑戦になるので、ヒザを始めとした体全体の故障には慎重になっています。
ランニングって、すぐに始められる割には身体への負担が相当大きいように感じています。DVDを見ながらダイエット体操するのとはわけが違うようです。
部屋内でのスロージョギングでもヒザが痛くなるのだから、飛び跳ねるように外を走り始めたときの身体への負担は相当なものだろうと想像しています。
若いうちはヒザを故障しても回復する体力があるが、高齢になるとそれが難しくなってくるらしいです。健康のために始めたランニングなのに、始めて半年で故障して日常生活にも支障をきたすようになってしまう。といったどなたかの文章を読んで、少し怖気づいています。
体幹を鍛えること、体幹をうまく使うことで、ランニングが都合よく進められるのではないかと想像しています。
ランニングにおける体幹とは、なんぞや。それが理解できてから外に繰り出すことにしました。