先週の土曜日、粗大ゴミ処理施設の蕨戸田衛生センターで火災がありゴミの収集がしばらくできなくなったようです。
ちょうどこの時、遠くに火災のような煙がたっていたので撮影しました。煙の動き方から見てかなり遠そうでしたが、自宅から3Kmほど離れた場所のようです。
それがこの火災だったんですね。
ゴミ処理施設の火災と言ったら、昨年には川口の施設でもリチウムイオンバッテリーの発火が原因で火災が発生しゴミの収集ができなくなったことがありました。似たような地域ですね。
このあたりってニュースなどでも話題になっている人たちの集まる場所です。根拠もなく結びつけるのも良くないですね。すいません、やめときます。
日本に観光旅行に来た海外の方が、日本はゴミ箱もないのに町にゴミが落ちていない。と感激する様子を伝えるTV番組が見られます。
これはどういう意図で放送しているんでしょうね。伝え方に不満があります。なぜ、ゴミが落ちていないのか、まるで日本人の意識が高く善意の塊のようなもので成り立っているかのような伝え方です。
なぜゴミが落ちていないのか、そこんとこ伝えないんですよね。
なぜゴミが落ちていないのか言うと、掃除をする人が必ずいるからです。素晴らしい国だからとか善意に満ちているとか、そういうことじゃないんですね。
私が定年退職した会社では、赤坂に会社がありましたが、週一回周辺の清掃を社員がしていました。私が辞める半年ほどには参加者は私一人になりましたが、もう辞めるんだからと一人でやっていました。時々若手の有志が手伝ってくれたりもしましたが、社長の発案で始めたことなので最後のご奉公の気持ちで勤めました。
古くから日本では自宅の前はもちろんの事、商店では店の前を、会社では近所を掃除するのが常でした。掃除する人がいるからゴミがないのです。
よって、掃除する人のいない場所では行政が動かないとゴミだらけ。そんなもんですよ。ゴミだらけで汚ったねーなーって場所ありますよね。
なんの意図があっての日本礼賛報道なのかわかりませんが、訳の分からない報道でどこかに導こうとしているんでしょうか。
今度の日曜の選挙にあたっても、特定の政党を卑下するような報道も見られます。日本人ファーストの件ですね。この政党も選挙演説で不確かなマタ聞き情報を事実であるかのように街頭演説をして、後から釈明会見をするなど、ちょっとボロが出てきているようです。
消去法で私の投票からは外れたかな。応援をする候補者がいない時は消去法で選んでいくのも手です。
三連休が投票日になっていることに文句が出ているようです。遊びに出かけるから選挙なんか行ってられるか。などなど。
こうゆう人たちがたくさんいても残念がる必要はありません。世の中が変わるのには、バカで満ちあふれていることも要件の一つです。ゴミための中からこそ光が差し始め多くの善良な人たちがそれにすがって加わっていくのです。
考えてみれば至極当然の事。世の中善人が多くて清潔に満ちあふれた世界を変えようと思う人などいないでしょう。
物事の背景には必ず人がいます。掃除する人がいるから、ゴミがないんだということを忘れないようにしてください。