クロスバイクのハンドルグリップをエルゴングリップに交換しました。
今までのフラットハンドルに巻き付いたグリップだと、30分程度で手がしびれて長時間の運転が出来なさそうだったからです。
角が生えたようで異様な見た目になりますが、ハンドルの握りが複数できて手の疲れがまぎれそう。このエルゴングリップの良さの理屈に納得できたので交換することにしました。
つまり.....
直立して腕をだらんと下すと、手のひらは太ももの方を向くのが自然な形です。
ところがフラットハンドルだと手首を90度ひねってハンドルを握ることになるので、長時間の走行では疲れが出る。
それを解消するのが、角が生えたようなエルゴングリップだということです。
実際、乗り始めて30分もすると手がしびれてくるので、エルゴングリップはぜひ使って見たいと交換することにしました。
1時間程度の試走ですが、腕のしびれはなくなりました。ハンドルの持ち方も複数できて姿勢を変えられるので、体に無理な姿勢を強要しなくてすんでいるようです。
見た目ごついので戸惑うけど、これは人にもおすすめできる商品です。クロスバイクのフラットハンドルにはぜひ導入すべきです。
ママチャリとか、最近パパチャリなんて言い方もするようですが、こういった実用車は最初からハンドルを手前にひねってあるんですね。
そのせいで、手首を90度ひねる持ち方をしなくてすむのでフラットハンドルよりは人の体のつくりにかなっているようです。
ただ、私の場合一つ問題が出てきました。今まで付けていたハンドルバーの端に付けるミラーが、つけられなくなったのです。
エルゴングリップにもハンドルのエンドに穴が開いていて通常はフタをするようになっているのですが、フタを外してミラーを装着することもできそうです。が、エルゴングリップでいろいろな持ち方をすると、エンドにミラーが付いていると邪魔になります。
これはしょうがないので、ミラーをモーターバイクのようにニョキっと生えたようなタイプに交換しました。
自転車で車道に出るにはミラーは私にとっては必須部品なので、自転車には大げさすぎるミラーに見えたとしてもやむを得ません。
実際に使ってみて後ろの視認性も良く手放せません。
商品には、右取り付け用、左取り付け用、ハンドル上用、ハンドル下用の種類があるので間違えないように選ばないとです。
エルゴングリップの長さが、今までのグリップより1cmほど長いのもあるし、ミラーをハンドルバーに付けることになったし、買い物仕様にするためにリクセンカウルのアタッチメントを取り付けるし。
こんな賑やかなせいで、ハンドルバーが装着物でいっぱいになっています。特に何かがぶつかるとか、ブレーキやシフトレバーの操作に支障が出るとかはないのですが。
リクセンカウルのアタッチメントにカゴを取り付けると、ブレーキレバーの一部にかなり近くなります。重いものを載せてガタガタ揺れるとぶつからないかの心配はあります。
最悪の場合、ハンドルバー自体をもう少し長い物に換えてしまうしかないのかな。
道路交通法か何かで、ハンドルバー幅が60cmを超えると歩道走行できなくなるそうです。
フラットハンドルバーを探してみると幅60cmってのが結構あります。60cmならわざわざパイプカッターで切らなくてもヤスリで削れば60cm未満になるから法令上問題なしになりそう。
エルゴングリップを取り付けると数ミリハンドルバーの幅よりオーバーします。そんなの誰も見ていないよ気にし過ぎだよ。
なんて言われそうですが、誰かが見ているとかじゃなくて、自分自身は見ている(分かっていいる)ので大人としての対応はしたいものです。
面倒くさいやつでしょ。