12月の宿題にしておいた、足裏の使い方について調べてみました。
ラスト500m、ペース上げるぞ!と、足裏で地面を後ろに押しやる動きをしたことがあります。こういう走り方は、良いのか悪いのかということです。
手持ちのランニング本のうち次の2冊、金哲彦著「金哲彦のランニング・メソッド」、みやすのんき著「誰も教えてくれなかったマラソン フォームの基本」に足裏の使い方の記述がありました。
結論から言ってしまえば、どちらの本でも足裏を後ろに押しやる動きはやってはいけないということです。
金哲彦氏はかく言う
「金哲彦のランニング・メソッド」では、足で後ろに蹴り出すフォームをとっていると、長く走るための正しいフォームが乱れてきて、脚やカラダのどこかに不調が出てくる。
ここで言う、正しいフォームとは腰の回旋を使って走ることです。 この本の中心テーマとなっている、体幹を使って走ることこそ正しいフォームを生み出す。
足を後ろに蹴り出すと、足が後ろに流れてフォームを乱すことになるということです。ペースを速めるためには、ピッチを上げたりストライドを伸ばすようにしましょう、ということでした。
みやすのんき氏はかく言う
一方、「誰も教えてくれなかったマラソン フォームの基本」では、もう少し詳しく書いてあります。
第3章にそのものズバリと「地面と唯一接する足裏の動きを理解する」といった項目があります。 その前の第2章で、ジョギングの重要性を説明する項目にも足の回転方法で、足裏を使って後ろに蹴り込む動きについて解説があります。
後ろへ蹴り込んで速く走ろうとすると、足の回転が遅くなってしまうので、やってはいけないこととして述べられています。
第3章では、足の着地、着地したときの足首の動き、着地方法、扁平足について、タッピング動作、地面反発と蹴り込み、真っ直ぐ離地、などについて解説されています。
ここでも蹴り出す動きは必要ないと言っています。 足裏など末端の動きに気を取られるのではなく、体幹や腰の動きに意識を集中していれば足裏も正しい動きをするようになるとのことでした。
来年の課題に
正直言って、みやすのんき氏の本は今の私にはレベルが高すぎです。新しい用語が出てきて、そこを理解しないで先を読み進めるとチンプンカンプンになってしまうのです。
正月休みに詳細にノートを取ってまとめてみようかと考えたけど、10Kmをキロ8分台で走ろうとしている自分にとっては、まだ無駄なようなので止めておきます。
だからといって、来年もキロ8分でいいというわけではないので、その先を目指す意味から将来的には役に立つでしょう。
マインドマップとか作ってまとめていくこと自体が好きなので、良い題材になります。この本のまとめを作ることは、来年の課題ということにしておきます。
とにかく、足裏で地面を後ろに押しやる動きでペースを上げることはやってはいけない、ということがわかりました。
走るのって難しいことです。
自分のカラダを道具に見立てて、いかようにもアプローチできます。やらなきゃやらないでそこで終わりだし。
走るのは難しいことだけど、面白いことも確かです。
出会えるのが遅かったけど、やれるだけやってみましょう。