最近、ウクレレ練習をさぼる日が出てきました。
主要なコードを覚えたり、半音ずつスムーズに弦を押さえたり。右手はストロークで綺麗な音を出したり、三連符ストロークもできないながら練習したりしていたのですが。
ちょっと飽きが出てきたのかもしれません。こんな練習を続けていて1年後にWaiting for you が弾けるようになるのだろうか。初心者向きの優しいソロ曲などの練習さえまだやっていません。
この本から練習のヒントをもらう
こんな漠然とした悩みを解決する手助けになるんじゃないかと、この本を買ってみました。ウクレレ奏者として一番好きな山口岩男さんの著書「絶対!うまくなる ウクレレ100のコツ」です。
ウクレレの教則本ではありません。心構えとか方向性を示してくれるように思えたので、読んでみることにしました。
本の中で、指の置き方を重視するよりリズム感を養うことが大切。体全体でリズムをとる練習をするようなことが書いてありました。
まさに、私は弦をいかに押さえるかばかりやっていたのです。
さらに、曲を弾けるようになってもペースを乱さず弾ける人は少ないそうです。自分一人で練習しているとどうしてもそうなるようです。あるいはメトロノームを使わないで好きに演奏しているからなんだということですが。
じゃ、メトロノームを使うようになると、正しいペースで弾けるようになるかと言うとそうでもないようです。
問題は周りの音が聞こえていないことにあるようです。早い段階から体全体でリズム感を養う練習をすべきということでした。
このことから今までの基礎練習に加えて、次の段階の練習として16ビートのストローク練習を取り入れることにしました。いかにもウクレレをやってるって感じで楽しい練習です。
ところで16ビートって何よ。
楽譜の読み方というのか、音楽理論なのか、その辺から分かっていないので、ちんぷんかんぷん。
この辺を突っ込んで勉強することもないだろうけど、分けわからないを解消する程度には勉強しておいた方がいいかな。
とにかく、山口岩男さんの本を読んでヒントをもらったようなので、次の段階の練習計画を立てることにしました。
iPadのGood Notesにウクレレノートを作って、計画やら課題や停滞事情やら何でも書き込むことにしました。
さらに動画サイトではなく、Web上で心得や練習方法を指南してくれるサイトも見つけました。要するに文字情報ということです。
この辺をじっくり読んで練習計画を立てることにします。独学で習おうとすると自分で変化をつける必要がありそうです。
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山口岩男さんへのある疑問が解決した
他に山口岩男さんの著書を検索していたら、ハワイアンのウクレレ楽譜集を出されていることが分かりました。
Waiting for youも入っています。お値段が2600円と高価なのですぐには買いません。レヴューを見ても、かなり上級者向きの楽譜のようです。もう少しウクレレ練習が進んだら買って温めておくことにします。
Waiting for youの最初の4小節ぐらいでも弾けるように練習するかな。
山口岩男さんの他の著書を調べていたら、私が思っていたある疑問の答えが見つかりました。
著者の山口岩男さんは1964年生まれで現在60歳ということですが、数年前のYouTube動画のお姿と比較して年齢以上に老けているように見えます。
若いころはNHKのウクレレ教室番組で講師をされていたり、他の音楽番組などにご出演の様子がYouTube動画で拝見できます。すごくとっぽい兄ちゃん(失礼!)のように見えるのが数十年前のこと。
直近のお姿とえらい変わりように、どうしたんだろう、何か大病でもされたのかと思っていましたが。
山口岩男さんの著書に「うつ病が僕のアイデンティティだった」という本がありました。うつ病になって12年間の長い間投薬治療をされていたようです。12年間に様々な出来事があったようです。
そういうことだったのか。
この方ほど体全体を使ってウクレレを演奏する方を見たことがありません。この方の生きざまに何か由来するものがあるのかな。
でも、この本は読まないことにします。この方の人生にそこまでのめり込まない方がよいような気がするので。
さーて、練習計画練り直しだ。