走って、走って、ときどき海遊び

ラスコです。人生3分の2を終え残りは、ジョギングで走って、自転車で走って、ときどき釣りとウインドサーフィン.....

土曜日:なぜウィルスと読むのか

今朝の日経新聞朝刊に、新型コロナウイルスの感染者数と死亡者数の一覧が乗っていました。

日本は感染者数に対して死亡者数がやけに多いように見えます。 致死率は3%程度と言われているようなので、Excelに感染者数と死亡者数を入力して一覧を作ってみました。

 

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医療崩壊が起こっているのではないか、と言われているイタリアや、感染者数が1万人を超えている国では致死率が高くなっています。

米国や韓国の致死率1%台を日本に当てはめて逆算してみると、日本の感染者数は3300人程度となります。

 

習近平氏の国賓来日や東京オリンピックの開催が、日本のウイルス対策を歪めていたことはないでしょうか。

習近平氏の国賓来日は延期されました。早くに東京オリンピックの延期も決めて、本腰を入れたウイルス対策にかかってもらいたいものです。

 

 

ところで、かねがね気になっていたことがあります。

日本ではウイルスと発音するが、他国ではヴァイラスということが多いようです。

なぜ日本だけウイルスと言うのか。文字に表すとvirusとなるので、ああ、これは早とちりな人がvuに見誤ってウイルスと読んでしまったのだな。

こんなところで落ち着くのかと思いきや、調べてみるとウイルスという読み方にも由緒があるようです。

 

語源はラテン語にあり、ウィールスと読むようです。これをドイツ語ではヴィールスと読んだため、医学先進国のドイツ語の読みが各国に広まったようです。

 

ところが日本では、1953年に学会が創設されたときに「日本ウイルス学会」と命名したため、以後ウイルスという読みが広がったとのことです。

ドイツ流を取らないでラテン語にこだわったというのも、なにかきな臭い主導権争いでもあったのかと気になるところです。

 

それはともかく、早とちりな人のvとuの読み間違えが広がったのではないとわかって一安心。