今日、ニュース番組で聖火が到着して福島に届けられたことを伝えていました。
ブルーインパルスが五輪の輪を立派に描いていました。
写真はpixabayからお借りしました。風が強くて輪がすぐに乱れてしまったのは惜しい。1964年の東京オリンピックの時、豊島区に住んでいた私は、青空に描かれた五輪の輪を直に見た世代です。日本、すげー。って自慢でした。
でも、なんだか盛り上がりません。
見続けるのが辛くなってチャンネルを変えました。
今朝の新聞を読んでいたら、JOCの現役理事である山口香氏から開催は難しいのではないか、という発言も出たようです。
東京オリンピック開催にご努力、ご苦労されてきた関係者の方々には申し訳ないのですが、予定通り開催しますと言えば言うほど気持ちが遠のいてしまいます。
関係者の方々も、心の内では開催は無理かもしれないと薄々感じているものの。立場上、通常通り開催しますと言い張ることしかできないことも十分理解出ます。
そこに勇気を持って山口香氏のように、開催は難しいという意見を発することで、俎上に載せるのも現実に物事を変えていく常套手段です。
新型コロナウイルスの感染者が1万人を超えたフランスでは、感染のピークは5月中旬になるだろうと言う政府機関の発表があったようです。
感染者が少ないとされている日本においても、代表選考の7割近くが遅れているという。
感染者が多数に上って医療崩壊に近い状態の国では、オリンピックどころの話ではないのでは。
オリンピック中止、次回のオリンピックはパリ大会までありません。というのはIOCにとっても日本にとっても最悪の選択。早い段階に延期を決めてほしい。
延期しろなんて口でいうほど簡単なことじゃないと言われても、もうそれしか救いようがないのなら、その道を選ぶしかないのでは。
すでに、延期の方向で話し合いは進められているものと思われますが。
できることなら。3月26日から聖火リレーが福島から始まるようです。その日までに延期を決められないものでしょうか。