走って、走って、ときどき海遊び

ラスコです。人生3分の2を終え残りは、ジョギングで走って、自転車で走って、ときどき釣りとウインドサーフィン.....

火曜日:68歳になってウクレレ始めました

12月のある日の朝。新聞朝刊に目を通していたらウクレレ通信講座の広告が目に留まりました。通信教育のユーキャンの広告でした。

ウクレレ本体のほか初心者教習本やソフトケース込みで3万9千円。ウクレレ無しだと2万9千円。ということはウクレレは1万円ほどなのか。
初心者用の安価なものなのかとウクレレの価格を調べてみると、1万円も出せば初心者には充分な良品が手に入るようです。

 

新聞広告を見るまでウクレレの単語が頭にあったかな。とは言っても興味がなければ広告に目が留まることもないでしょう。アンテナがピッピッと反応したんです。

聴く音楽としてハワイアンは好きだし、1万円ぐらいで楽器が手に入るならかじってみようかな。外遊びは当分できそうにないし、指を使う楽器に触れることで高齢者の認知症対策に効果があるなんて話も聞いたことある。

 

若いころはアコーステックギターをやっていたので、1年ぐらい頑張ったら人に聴かせられるぐらいにはなれるかな。とは言ってもそれも50年前の話。

あれこれ調べて半日でやる気満々。

 

ユーキャンの通信教育では、スクーリングなどあるわけでもなく教習本とDVDで独学のようです。だったら自分で教習本を買って練習すればいいし、YouTube動画で初心者指導をしている方も多数いるので習えそう。

ユーキャンのウクレレ教室の価格を参考にして、楽器や付属品のほか教習本の購入代金として4万円を上限にして探し始めました。教習本はAmazonで評価の高いものを選びました。

 

あれこれと調べて検討して、考え直して、結局これにしました。
何これ。エレキギターみたいなもの何。

これはサイレントウクレレというものです。サウンドホールがないので生で弾いても弦の音しかしません。音が響かないんです。そういった意味でサイレントウクレレなんです。

アンプが内蔵されているのでギター用のアンプにつなげばスピーカーからウクレレの音が鳴る仕組みです。ヘッドフォン端子も付いているのでヘッドフォンをつなげば大きな音を自分一人で聞くことができます。

 

最初は当然に普通のウクレレを買うつもりで選んでいて、純国産のフェイマスのウクレレを買うつもりになっていたんですが。なんでもウクレレ教室の先生が一番進めるウクレレなんだとか。

ウクレレといっても、ストロークでじゃかじゃか演奏すると結構な音量になりそうです。音量を抑えるために弦を挟み込む弱音器もあるのですが、音がもこもこしてなんか気が進まない。

 

気兼ねなくじゃかじゃか弾いて練習するのに、車で彩湖公園のさいたま市側にある無料駐車場まで出かけて車の中で練習するしかないかな。

練習風景を思い浮かべていたんですが、たとえばですよ。寒い冬にガタガタ震えながらハワイアンとかの練習するのって楽しい様子が見えてこないんです。

若いころにアコーステックギターをやっていたころもこの音問題で、ギターをやめてしまったことを思い出しました。

 

そんな悩みの最中に、サイレントウクレレの存在を知りました。弦をはじけば音階は正しくなるようです。じゃかじゃかストロークの練習も夜でもできそう。一気に楽しげな雰囲気が見えてきました。

迷うことなく、私にはサイレントウクレレしかなかったのです。

 

アンプまで手が出ませんが、今はウォークマンのイヤホンをつないで音を聞きながら練習し始めています。

楽しく楽器をいじくっていますので、近いうちにその様子でもお話します。