走って、走って、ときどき海遊び

ラスコです。人生3分の2を終え残りは、ジョギングで走って、自転車で走って、ときどき釣りとウインドサーフィン.....

土曜日:鉢花の療養場所

昨年秋にご近所からチューリップの球根を頂いて、初めて栽培してみました。
春には立派に咲いてくれました。

それ以来、すっかり園芸づいちゃってポット苗など買ってきては植えています。週末ごとに北埼玉の祖父母の家に通って草刈りをしていたのも、土に親しむきっかけになったんでしょうね。

 

玄関横に土を寄せ集めた小さな置き場所があるのですが、西向きで午後の西日を3時間ほど受けるだけで、栽培にはあまり適していません。

片側にブロック塀があって風の通りも良くないようです。したがってこの場所では日陰でも育つ植物を植えて、他は別の場所で育てた鉢花を取り替えながら展示する場所にしています。

 

そんな植物には過酷な場所でも、環境に合って元気に花を見せてくるものもあります。
ポット苗を買ってきて植え替えた時には、ちょっとでも土が乾くとシナシナとなって弱々しかったんですが。1ヶ月ほどで根が張ってくると、グングン育って花を咲かせてくるようになりました。

苗についていたラベルを見もしないですぐに捨ててしまったので、名前がわからなかったのですが、Googleレンズで調べたら紫の花はブラキカムという名前がわかりました。白い花はいまだ不明です。

ブラキカムはオーストラリアやニュージランド原産で、正式名称はブラキスコメ・ムルチフィダと言い、育てるのは難しいようです。

乾燥に弱く、水をあげすぎると根腐れするし、暑さに弱く、冬の寒さも苦手なんだとか。花期は3月から11月までと長いので購入したのですが、初心者向きではないようです。

 

ずっと置きっぱなしにしているんですが、たまたまここの環境に合ったんでしょうね。この花の前にあるのは日陰でも育つアジュガです。同居できるのが不思議です。

ブラキカムの小さな花がたくさん咲き始めて、前を通る人には人気者です。ちょっと乙女チックすぎるかな。

 

ここ玄関横では、日差しを好む花は2週間置いておくと葉が弱々しくなってきて新しい花芽も出てこなくなります。風通しも悪いのでうどん粉病などにもなりやすそう。

カリブラコアが、ナメクジに花芽を全て食べられてしまったこともあります。花が少なくなってきて葉には透明な濡れた跡があったので、インターネットで調べたらナメクジに食われたことがわかりました。

ナメクジやダンゴムシ用の殺虫剤をまいて退治できたようです。

 

日差しが足りなくて調子の悪くなった鉢花を置いておく、療養所みたな場所を作りました。3階の東向きのベランダわきが鉢花の療養所です。

朝日から午後2時ぐらいまで日差しを浴びています。何よりも風通しが良いので蒸れないのが都合良さそう。傷んだ鉢花も風に吹かれて気持ちよさそうです。

ナメクジに花芽を全て食われてしまったカリブラコアも、切り戻して療養してもらったら1ヶ月ほどで新芽が出て来てとうとう花芽も出てきました。くすんだ葉の色も緑鮮やかに輝いてきます。

 

最近、療養所に入ってもらったのはジニアです。初心者向きで栽培が容易だというジニアを枯らしてしまいました。

玄関横に置いておいて1ヶ月半ぐらいは花もよく咲いていたのですが、葉の色がくすんで一部は茶色に枯れています。

花も咲かなくなったので、しばらくはこの療養所で休んでもらうことにしました。ゆっくり静養してってもらいましょう。