土日は風が強まるというので、急遽予定を変更して今日走ってきました。
鼻風邪程度とはいっても月曜に走って以来の病み上がり復帰なので、様子をうかがいながら走ることにしました。
また少し上達を見る
距離は望めないので、5Kmあるいは調子が悪ければ3Kmをペースを上げてみることにしました。ペースを上げると言うか、特に気にしないで走りたいペースで走ることにして、最初は足踏み程度から入りました。
結果、5.2Kmを7:44分/Kmのペースで走り終わり、自分でもびっくり。
LSDではなく、短い距離をできるだけペースを上げて走る練習では、今までの最高は3Kmを7:48分/Kmだったので、距離もペースも記録更新です。
わずかでも、上達する自分を見るのは嬉しいものです。
これがランニングの面白さだ
BS日テレ「サブ4」は欠かさず毎回見ています。
現在放映中の第2シーズンでは、永井監督が一緒に走ってアドバスすることにしたようで、より一層好感が持てます。
昨夜の放送では、とても役に立つアドバスがありました。
きつい状態で走る高橋ユウさんに向かって…..
「マラソンだと常に同じペースで走れるわけではないのだから、自分をマネジメントする気持ちを持つこと…..」
ペース配分など実際のマラソン大会でのアドバイスですが、私はこれはランニング全般に言えることだと受け取りました。
自分をマネジメントする…..これこそ私が感じ始めたランニングの面白さだと気付かされました。
大学時代に学んだドラッカーの「抄訳 マネジメント」です。思い出があるので捨てずに取ってあります。授業の最初にこう言われました。
「事業を行う目的はなんだと思いますか。金を儲けるとか、利益を出すとかそんな考えを持った人は、経済学の教室にでも行ってください。一言で言えば、顧客の創造こそが目的です。意味がわからない。だからあなた達は学ぶのです。」
今まで持ったことのない概念を学びました。新しい考え方が楽しくてしょうがなかった頃の思い出です。
ポンコツ会社の経営再建みたいなもんか
数年前の私なら、ただ走るだけなんてつまらないし、続くわけない。と思ったことでしょう。 と言うか、走ることなんてこれっぽっちも考えたことありません。
健康維持、体力向上を目指して走り始めました。どうしてもやりたくてやり始めたわけでもありません。
やらなきゃいけないだろうと始めたことが、今は走ることが楽しいのです。
昨年5月に走り始めて、1Kmさえまともに走れないことに愕然としました。 いわば、ポンコツ会社を立て直していくようなもんです。
あれこれと思案して行き着いたのが、遅くてもいいから距離をたくさん走るLSD(Long Slow Distance)をすること。まず10Km走り切ることを目指す。ということでした。
ガーミンでデータを取りながら、少しずつでも上達していく自分を見るのが楽しくなりました。
7ヶ月たってもまだ10Km走りきれていないし、ペースも8:15分/Kmで9Km走るのが限度です。
それでも、練習計画を立てて、次のレベルを目指すことが楽しいのです。
永井監督の言う、
「自分をマネジメントする…..」ことこそ、ランニングの楽しさです。
「自分をマネジメントするランニング」いい概念を与えてもらえました。