長い間探し回っていたものが、ようやく見つかりました。
今日はそんな嬉しいことのご報告です。
どうしても見たかったアニメ
小学校の低学年の頃(また古い話です)、図書室の映写室で見せられたアニメ「かぐや姫」が忘れられなくて、DVDが出ているのならぜひ買いたいと探し回っていました。
この画像の著作者はPRMF氏です。
みんながつまらなく見ている中で、自分一人だけ目を輝かせて見ていたことを鮮明に覚えています。
わがままに立ち回るかぐや姫に、武士やお公家様が翻弄される姿が描かれていました。切り絵を動画にしたちょっと変わった作品でした。
どこの映画会社で作ったのか、正式な題名は、いつの作品か、何も分からずインターネットで検察しても見つけられないでいました。
それがきょうになってフッと思い立って、このアニメの特徴をそのまま打ち込んでみたらどうだろうと、「かぐや姫、アニメ、切り絵」とGoogle検索をかけてみたら見つかりました。
同じように小学生の頃、映写会で見せられた切り絵をアニメにしたかぐや姫を探しています。という質問に幾つもの回答があり、1961年に学研映画の制作した「かぐや姫」だということがわかりました。
当時の文部大臣賞を受賞した作品だったので、学校で見ることになったのでしょう。
50年ぶりに見るかぐや姫
YouTubeで「かぐや姫、アニメ、学研」と検索をかけたら、探し回っていたアニメが見つかりました。
【Old Folk Tales Original 2】【1961】【Kaguya Hime】
50年ぶりに見るかぐや姫です。昭和30年代生まれの方なら、懐かしく思い出されるのではないでしょうか。
インターネットって、なんて素晴らしいんだろう。
感謝、感謝です。
YouTubeから動画をダウンロードしたので、週末の夜にゆっくり見ることにします。
頑張った人へのブレイクスルー
ところで、何故きょうになってフッと思い立ったのだろうと不思議にも思います。今まで散々手をつくしたのに見つからなかった、それがちょっとした思いつきで一気に見つかってしまう。
ブレイクスルーだったんでしょう。
ブレイクスルーとは、言葉としては突破とか爆発とかの意味ですが、マネジメント用語としては行き詰った状態を突破する、飛躍的に進歩するなどの意味です。
私はこの言葉がとても好きです。ブレイクスルーはとことん頑張った人にだけ訪れることだからです。諦めることなく追求し続けるうちに、じわじわと本質に迫っていき、ある時何かのきっかけで知識が体系化して一気に成就してしまうのです。
何事も諦めることなく食らいついていく。すれば、いつか答えが見つかる。
こういう根性物も良いんですが、実は諦めることも大事なんですね。
食らいついていくことと、諦めることを両方のポケットに仕舞っておいてバランス良く使い分ける。このバランス感覚が一番重要かもしれないな。