走って、走って、ときどき海遊び

ラスコです。人生3分の2を終え残りは、ジョギングで走って、自転車で走って、ときどき釣りとウインドサーフィン.....

捕鯨のことでも考えてみよう

日本の調査捕鯨シーシェパードの妨害が続き途中で打ち切ったなんてニュースが目に付いた。正当な行為を妨害されたような報道がされているけど、この捕鯨問題も不可解な展開が続いている。
何よりも捕鯨問題について国際社会に対して強気でいる日本の態度がどうも解せない。政権がコロコロ変わってもブレないで強気でいられるあたりは、捕鯨問題についての日本の対応は時の政府とは一切関係のないところで決まっていると言うことだろうか。
すると政府とは関係なく黒幕が存在するというのは考え過ぎかな。国際社会の黒幕的存在と言ったら米国だろう。
何故に米国が黒幕となるのか。世界の特に東アジア地区での食糧不足問題解決のためというのではどうか。北朝鮮が崩壊して難民があふれ出たときの食料対策として、牛や鶏はウイルスの問題があって多量に供給できない。そこで魚資源が注目されるわけだが、現在でもタンパク源として魚が注目され始めているが、天然資源に頼るため供給量を瞬時に増やすことにはムリがある。
そこで注目されるのが鯨肉だ。鯨は網ですくって捕るわけにもいかず捕鯨船で追いかけ回してモリを打ち込むといった狩りをするのだ。それなりの技術も必要で調査捕鯨の名のもとに技術を絶やさないように確保している。
今後台頭してくる中国への食料を安定確保するためにも鯨肉が必要になってくる。そんな戦略を描けるのは米国しかないだろう。
捕鯨反対各国の態度が最近軟化し始めて、捕鯨推進の日本に対して部分的に商業捕鯨を認めても良いのではないかなども、黒幕である米国の姿を描いてみると納得できることだ。
するとだ、シーシェパード役回りは何だろう。表向きの攪乱作戦なのかな。過激な行動をとって日本相手はおいらの領域だから軟弱な他の団体は立ち入り禁止だといったわけだ。
なんだよ出来レースかよというより、行き当たりばったりの出たとこ勝負では世界の安定は図れないと捉えた方が良いかな。これで一件落着と行くでしょうか。