もともと写真を撮る習慣がなかった。２０数年前に初めての海外旅行だったハワイに行ったときにもカメラを持っていく事もなかった。カメラ自体持ってなかった。
当時はパソコンやデジカメなんて無くてフィルムカメラの時代だ。フィルムを現像するにも時間とお金がかかって、わざわざそこまでして撮りたい写真もないしなというのがカメラに興味ない理由だった。
自分でお金を出してカメラを買ったのはパソコン＆デジカメの時代になって、ウインドサーフィンのホームページを作ろうときめたからだ。
相変わらず続いている今年の抱負「捨てる」。押入れのちょっとした小箱からその時のカメラが出てきた。
逗子に出かけてはあちこちレンズを向けてホームページ材料を探していた。そんなしているうちに気がついた。カメラのレンズを通して身の回りをよく観察するようになったこと。カメラもなかなかいいもんじゃないか。ただし四角い構図の中に自分の思いどおりの写真を収めるのが難しくて、ろくな写真がないな。
今では立派な一眼レフを持っている。さーてこの初めて買ったデジカメ、今年の自分ルールにのっとって捨てるべきか。使うことはないけど置いといても別にじゃまでもないし。どうすっか迷うところだ。
