昼間は迫力のある雲風景でしたが、夜になっても雷雨の心配はなさそうです。
明日あたりから台風の影響も出始めるようですが、週末の草刈りはまた延期かな。
2015年12月に定年退職してはや9年。定年前に読むつもりで買いだめしておいた本の山。リーダー論、企業家物語、株本などが中心でした。
この本の山が5年を過ぎても全く減りませんでした。ほかに本を買ったのかというとそれほどでもない。まったく読書をする気がなくなってしまったのです。
考えてみれば、リーダー論や組織の経営論の本など、興味なくなってしまったのも当然のこと。会社を辞めてしまえば縁のない話です。
もう、読むことはないだろうから、いったん整理しよう。そう思いきるまで5年かかった。すべての本を本棚に並べて積んどく状態を解除しました。少し気が楽になった。
ネットでちょこっと知識を拝借するだけだったり、YouTube動画をボケっとみているだけだと、だんだん馬鹿になっていくような気がして怖い。
本は読んだ方がいいよな。
しかし8年を超えて本を読まない習慣が身についてしまうと、相当に腰が重くなっています。
ところがどうでしょう。最近は毎月本代は3000円までと決めて買うようになりました。常に何らかの本を読むようになりました。
Amazonのウイッシュリストには何十冊もの本を登録しさらに増えています。
自己啓発本、独学の教え、ノート術、社会時評、簡単な経済学、わかりやすい現代思想、絵の描き方、こんなところです。
本はすべてKindleの電子本です。気軽に買えてしまうので一か月の本代を決めています。
本を読むには紙の本の方が利用しやすいのですが、読み終わった本をまとめて読書ノートなりを作成するのには電子本の方がいいし。
どっちもどっちなんですが、物を増やしたくないというのが勝って電子本が優位になっています。
電子本の読みにくさの一つに、ページをパラパラめくって全体を眺めまわすのが不得意だということがあります。ページをめくって前に戻ったりすることが面倒なんです。
そこで電子本でそれに近づけるために、ブックマークを多用することにしました。目次は必ずブックマークして、いつでも戻れるようにしています。面倒がらずに前に後に進む操作をしています。
この辺の操作に慣れてくると電子本の読みにくさはだいぶ改善されてきます。それでも紙の本の方が読みやすいですけどね。
で、何でそれほど本を読むようになったのかですが。
今の自分の知りたいこと、やりたいことのテーマが見つかったからです。いつまでも定年前の本にすがっていても意味のないことです。リーダー論や組織論の本に興味なくなるのは当然のこと。
会社生活とは異なる新たな自分を見つけたことから、それに従った本を読むようになったのでした。人生の節目ごとに、いくつになっても自分探しはするものですね。