走って、走って、ときどき海遊び

ラスコです。人生3分の2を終え残りは、ジョギングで走って、自転車で走って、ときどき釣りとウインドサーフィン.....

木)理解したい本はノートを取りながら2度読みしないと

バレットジャーナルの公式解説本と言われている、ダイヤモンド社の「バレットジャーナル 人生を変えるノート術」を読み終わりました。

後半はだいぶ端折って読みました。解説本といわれる割に、著者の自分話しというか、だれだれはこう使って役立てています、の語りが多いかな。

その辺を端折ったんですが、と言っても活字を追って最後まで見ました。なぜ最後まで活字を追ったのかというと、一つ分からない点があったので答えを見つけようと思ったからです。

 

ノート、ペン、用紙があれば始められると言うが

わからない点というのは、バレットジャーナルはノートとペンと用紙1枚あれば始められるとあるのですが、用紙1枚は何に使うのか読み漏れてしまったようです。

たぶん、ノートにバレットジャーナル作っていくのに、構成図というか設計プランを作りなさい、ということなんだろうなと理解しているのですが。どうなんだか。その部分を頭においてもう一度読み直しました。

最初の読みでは、手探りで読み始めて、何が重要なのかわからずまったり読んでしまうので漏れが多いのかな。2度目はテーマをもって読むので漏れや間違った理解を発見できるようです。

 

読書ノートを作ることで学習する

この本については読書ノートを作ろうと考えているので、詳細に読み直してA4紙1ページにまとめます。

1度目の読みでアンダーラインを引いた部分を中心にして、iPadのGood Notesに書き出して要点整理し、その要点をパソコンでWordにテキスト入力してから、iPadのWordで手書き入力で手直していきます。

かなり遠回りで時間のかかることをしているのですが、これだけやると理解が進みます。いわば、これが私の学習スタイルかな。

 

2度読みで漏れを多数発見

さて、2度目の読みが終わったのですが。やはり読み漏れを多数発見しました。理解不足や勘違いも多数みつかりました。しっかり理解したい本は、1度目にざっくり読んだ後、ノートを取りながら2度読みしないとだめなようです。

1度目の読みで分からなかった、ノートとペンと用紙を用意するという件については、用紙は何に使うのかわからなかったと書きましたが。

この用紙はバレットジャーナルを作り始める前に「思考の目録」といって、自分のやらなければいけない事、やりたい事を書き出すために使うものでした。

これはバレットジャーナルを初めて作るときに、自分の思考を整理してノートに書き込む内容を書き出すのです。

 

バレットジャーナルの設計プランを書くという話は一個も出で来ないので、これは違うんですね。でも、綴じノートを使うときは項目の割り振りをしないと失敗するので、設計プランを書き出すといいですね。

 

私のバレットジャーナル

バレットジャーナルをそのまま実践するつもりはないのですが、手書きノートの効果やバレットジャーナルの考え方には大いに賛同するところがあるので、少しずつ取り入れていこうかと考えています。

バレットジャーナルは、紙のノートに手書きして頭の中の思考を吐き出して整理しましょう。というのが根底にあるノート術です。

 

具体的な手法として、ラピッドロギング(考えたことの順番を気にせずすぐにメモする)と、考えたことをすぐに書くので順不同のメモを記号によって分類する。タスクの定期的な見直しによる削除や変更、などがあります。これはすぐに取り入れました。

私のバレットジャーナルは、システム手帳バイブルサイズ、コクヨのスタディプランナー(ウィクリー、綴じノート)、A4ルーズリーフノートで雑記帳と学習進捗表、これで始めました。

 

具体的なノート術として発表されたことに価値がある

これぐらいのノート術なら、特段にバレットジャーナルでなくてもいいじゃないかと言われそうですが。

バレットジャーナルという概念や様々な仕組みを、ノート一冊で始められますよと低いハードルで提案したところに意味があるかな。手書きノートは脳を活性化させますというだけでなく、具体的なノート術として提案して実効性を高めたことが評価されます。

 

忙しさに忙殺されて作業に追いまくられるのではなく、自分でタスクを管理することで自分の人生をコントロールしているのだと日々過ごすことで、自信が出てくるというのもうなずけます。

20年、30年前にこの手帳術を知っていたら、その後の人生もかなり違っていたものになっていただろうな。そんな想像をさせてくれます。

 

自分に合ったカスタマイズで使いこなしていける

しかし調べてみると、バレットジャーナルは2013年にアメリカで発表され、日本に紹介されたのはここ数年といったところでしょうか。

ノートとペンがあればという、ハードルの低さゆえに広まるのも早かったんですね。

 

一部には、イラストやマスキングテープで派手にデコレーションしたものもあるようですが、本来のバレットジャーナルはとてもシンプルで、自分の使い方にカスタマイズできるものです。

中高生時代に女子がよくやっていたけど、クリアファイルに自分の好きなタレントの写真入れたり猫の写真入れたり。そういったノリをバレットジャーナルでやっているのかな。手帳作りが目的になっている人もいますが、それはそれで自由なカスタマイズです。

 

バレットジャーナルの趣旨を理解すれば、イラストなど必要ないことがわかります。自分に合ったバレットジャーナルを作り上げていくのが使いこなしのキモのようです。

 

まだ私も20年ぐらいは生きそうだから、この歳になって新しいことを仕入れても、まだ遅くないでしょう。