走って、走って、ときどき海遊び

ラスコです。人生3分の2を終え残りは、ジョギングで走って、ロードバイクで走って、ときどき釣りとウインドサーフィン.....

水曜日:山口敬介著「暗闘」読了

「暗闘」は、安倍首相のあの時この時について書かれた本です。

昨年11月のトランプ大統領就任前の会談での安全保障問題、プーチン大統領との会談での北方領土問題、官邸と外務省の軋轢、またこれらに関連して中国問題、北朝鮮拉致問題、韓国慰安婦問題、オバマ前大統領との駆け引きと言った外交問題について、その時の様子を平易な文章で書かれたものです。

 

暗闘

暗闘

 

  

著書の山口氏は現在はフリージャーナリストとしてご活躍のようですが、大学卒業後はTBSに入社し報道局に所属、その間に現政権の関係者と懇意になったのでしょうか。

ジャーナリストと言っても本の内容は、政府関係者に聞くとかの書き方ではなく、断定した書き方をしています。まるで安倍首相そのものがお書きになったかのように。

本の表紙は安倍首相がワイシャツ姿で誰かと話をしているかのような一コマに見えますが、人と話をしている表情とは明らかに違います。写真用にポーズを取っているようにも見えます。

 

一介のジャーナリストの本に、安倍首相の写真を使うことが許されるわけ無いでしょう。首相に近い人達からのあれやこれやの情報を元にして組み立てた本のように見えます。

難しい外交問題山積です。2020年のオリンピックまでには、筋道を付けるなりしてもらいたいものです。