内容をしっかり確認しないで買って、読み始めてあちゃーと後悔した
「ダラダラ癖から抜け出すための10の法則」
をざっと目を通して読み終わった。
「ダラダラ癖」から抜け出すための10の法則―集中力を最高にする時間管理のテクニック (BEST OF BUSINESS)
- 作者: メリル・E・ダグラス,ドナ・N・ダグラス,川勝久
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2012/01/13
- メディア: 単行本
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こんなしっかりした内容の本だと思っていなかったからだ。
ダラダラ癖という言葉から連想するのは、
朝もちゃんと起きないでぼさぼさ頭のままで、
仕事もちゃらんぽらんないい加減な人間だ。
そんなダラダラ野郎がいかに更生していけるのか。
そんな本を想像していた。
なのに、この本で想定している人は、
ある程度の役職を得て能力が高いゆえに仕事も集中してしまう
年収1000万円以上のビジネスマン。
更に効率よく仕事をこなすためにはどうしたらよいか。
こんな本なんだ。
しかも何ページか読んでいるうちに、
なんだか翻訳本のような臭がしてきた。
それでも題名のダラダラ癖が頭にあって、
ダラダラ癖は日本だけだろうという思い込みでよんでいた。
決定的な文章が出てきた・・・
年令と地位によって時間の価値は変わるという話の件で、
50代過ぎたらバーモント州へ行って花屋を開いたりなんて出てきた。
バーモント州ってなんだよ。
日本のダラダラ野郎はそんなとこ行かないぞ。
そもそもバーモント州なんてアメリカ大陸のどこなんだ。
こりゃ怪しいぞと本の表紙を見てみたら著者がカタカナだよ。
内容見ないどころか著者名も見ないで買ってしまったということだ。
そんなわけでも勿体無いから
最後までざっと目を通して読書記録もとっておいた。
そうさな、ポイントは・・・
- ムダなことで時間を使う習慣が付いているように逆に良いことを習慣にしてみよう。
- 自分の問題行動を客観的に知るために自分に対して質問してそれに答える形を取る。問題点が出てきたら必ず紙に書きだす。
- 新しい良いことをするためには勢いが必要。そのためには思い立ったらすぐに始めること。後ではダメ。
- 良かれと思っていることでもムダなこともある。そうならないためになぜそれをするのか目的を明確にし、達成すべき目標を作る。今日はどこまでやればいいのか出来れば具体的数値目標を作る。
- 計画を立てっぱなしにしないで週ごとに修正を加えていく。日曜日に計画の立て直しをするのがイイ。
- 思い立ったときにすぐに始める。簡単なことから始めて習慣化する。じっくり考える時間を作る。テレビを消して本を読む。やりたい事、好きなことのリストを作る。
ねっ、これって立派な人にしか出来ないもん。
今朝の日経新聞の書籍広告に
「先送りせずにすぐやる人に変わる方法」なんてのが紹介されていた。
- 作者: 佐々木正悟
- 出版社/メーカー: 中経出版
- 発売日: 2011/11/26
- メディア: 文庫
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1現状を手放す、2カンペキ主義をやめる、3スタンバイ状態をつくる、
などかるく紹介されていた。こっちのほうが自分向きかな。
本ばっかり読んでもしょうがないというなかれ。
こんな行動をとっているだけでもダラダラ癖を改めるという
意識付けにはなっているだろうから。そう、まず行動することだ。
具体的行動をとって自分に見せつけることで洗脳していく。
さて、週末土曜日はなんとか晴れ間も出そう。
こういう時はダラダラ癖なんて吹き飛んでしまう。
ダラダラ癖を一掃するのは晴れた週末なんだな。