今週のお題「今年の目標どうだった?」
年の終わりにふさわしいお題が来ました。今年の目標どうだったのか、、、、、大いに満足のいく結果がでました。
年の初め、1月最初のブログにこんな目標を書きました。
勉強であったり、読書であったりやりたいことはいくつもあるのですが、思うように進まない。そこで、今年からToDoリストを付けることにしました。
やったかやらないかをチェックする前に、やることをリストアップしなければなりません。漠然とあれをやりたい、これをやりたいではなく、やりたいことを明確にするのです。さらに手順や項目まで書き出すのが私のToDoリストです。
会社勤め時代に同じ書式でToDoリストを作り、A4紙に印刷してチェックしていました。やるべきことを明確にすることや、やるべきことを忘れないことに大いに役立ちました。
仕事が気持ちよく、てきぱきと進んだものです。これをもう一度やれば、勉強や読書が進むだろうと考えたのです。
昔より進化したのは印刷した用紙ではなく、iPadの手書きノートアプリGood Notesを使うことです。WordでToDoリストの書式を作り、Good Notesのテンプレートとして読み込んで繰り返し使えるようにしました。
いかにもiPadを使いこなして活用しているよ。なんて偉ぶっていたのですが失敗しました。
ToDoリストを付けたのは最初の2か月ぐらいで、徐々に記入しなくなっていきました。そもそもの目的であった、勉強をすることや読書をすることは一向にはかどりませんでした。
ここでいう勉強とは、若いころ勉強しきれなかった「マクロ経済学」と「現代思想」を独学でもう一度やり直してまとめてみようということです。
また読書とは、定年退職してから読書習慣が全く抜けてしまったので、もう一度読書習慣を復活させたいということです。気に入った本を読んだら読書ノートもつけるつもりでした。
iPadを使ったToDoリストはなぜ失敗したのか。
それはiPadを使ったから失敗したのです。パソコンより起動も早く手元でパッと開いて操作できるのですが、重量が重たいのです。
重たいものは手軽じゃない。それに機械だから雑には扱えません。
手軽に扱えるのは紙のノートです。手元に在庫のあったA4ルーズリーフ用紙とバインダーで、ウィークリーと勉強チェックリストを作ることにしました。
Wordで書式を作りA4ルーズリーフ用紙に印刷して、書式を自作することにしました。自分では「A4手帳」と命名して使い始めました。
ここらあたりから、手帳術、ノート術、独学方法などの本を読んだり、YouTube動画を探したりして学ぶようになりました。
本はすべてKindle本です。欲しい本がすぐ手に入るのが便利だし、紙の本を増やしたくないのが理由です。
何度も改訂版を作りかなりの努力をしたのですが、A4手帳も失敗しました。たくさん記入できた方がいいだろうとA4サイズにしたことが失敗の理由でしょう。
サイズが大きすぎて手軽に記入する習慣が身に付きませんでした。
手軽に扱うためサイズダウンを図ることにしました。会社勤め時代に使っていたバイブルサイズのシステム手帳を引っ張り出してきました。数十年前の使い残しの無地のリフィルもあったので、これを使うことにしました。
デイリーに行動記録を記入する書式をWordで自作して無地のリフィルに印刷して使い始めました。
このころにはノート術のバレットジャーナルを知って、本を読んでノートにまとめを作るようになりました。
バイブルサイズのデイリーに行動記録を付けることは、8月から始めて今でも続いています。諦めることなく試行錯誤を続けた結果、どうやら身についたようです。
学習記録については、市販のスタディプランナーノートとA4ルーズリーフ用紙に自作した学習記録を付けて今でも続いています。
本を読むことも、手帳術、ノート術、独学の方法などの実用書を読んでノートをとるようになってから、これがきっかけとなって読書習慣が戻ってきました。
継続的に本を読まなくなってから9年目にして、ようやく読書習慣が戻ってきたのです。
年初に立てた目標を達成できました。
なぜ思い通りに達成できたのか理由を考えてみました。
何と言っても諦めなかったことでしょう。手帳リフィルはすべて自作だったので、改訂版を何度となく作り変えました。課題をノートに書き出して明確にしました。何となく考えていてもゴミカスが脳みそに残るだけです。すべて書き出して整理していきました。手書きノートの効用です。
iPadにこだわらないで、手書きノートや手帳に移行したことも良い方向に進んだようです。手帳やチェックリストはとにかく手軽に扱えることが重要です。
読書習慣は意図せず復活しました。ノート術や手帳術といった実用書を読むうちに、読む癖が戻ってきたようです。自分の読みたい本をみつけられたことも次のステップにつながったようです。
9年ぶりに復活した読書習慣のもと、今年の年末から年始にかけては次の本を読むことにしました。なかなか面白そうな本が見つかりました。
会社勤め時代とは、読みたい本の傾向が全く変わりました。今の自分の興味関心の傾向が分かってきたようです。
今の自分を理解し、何かを取り戻したような気がします。