雨続きの中、久しぶりの晴れでした。
暑かったけど、風もあったので爽やかでした。
この写真は4年前、ジョギングを一生懸命やってた頃のジョギング場所の草花たちです。こんな草花の写真を撮るだけの散歩でいいんだから、出かけようよと言いながら無為に日にちが過ぎてしまいました。
やっぱり汗をかくのは気持ちのいいものです。暑くなり過ぎないうちに暑さ慣れしておかないと、余計に出にくくなってしまうかな。外遊びも積極的に考えていかないとです。
さて、今日はYahoo!ニュースで気になる話題がありました。
どこかの小売店でつり銭をトレーに入れて返したら客が怒ってお金を投げつけてきて、接客の女性が泣いてしまったという話題です。
定年まで働いた会社は小売販売を行っていたので、この辺の様子はよくわかります。
私の勤務時代に、店頭で顧客管理用のパソコンを操作するようになって、接客時の流れを再検討することになりました。
商品の渡し方やレジの操作から金銭の取り扱いまで検討したことがあります。つり銭の返し方も徹底しようということで、トレーに入れて返すことに決めました。
他社の状況や専門指導者からのご指導をいただきながら決めていきました。
なぜ、トレーに入れて返すのかについて今回のニュースでは、コロナ渦で手を触れないようにしていた時期があったなどと言っていますが。これは本当のところではないでしょう。
トレーに入れてつり銭を返すことの一番の理由は、販売員と客の責任を明確にするためです。出来る限りトラブルを防ぐための手順です。
手から手につり銭を渡すときに、硬貨が落ちてしまうこともあります。床まで落ちてどこかにコロコロっと転がって見えなくなってしまったとき。
さてどうしましょう。販売員のせいなら、またレジからお金を出せばいいじゃないかと言われても、レジからお金を出すってそうそう簡単に出来ることではないのです。
だったら販売員がポケットマネーで補填すればいいじゃないかというと、それは相当まずいことになります。あの時私が補填したんだから、余ったときは返してもらうよ。という考えにいたってしまうからです。レジのお金と自分の財布が直結するきっかけとなります。
個人の裁量でレジのお金を出し入れすることはご法度です。現実にはほとんどの店で、小口の現金が支給されているのでそこから補填するのでしょう。
実際にはどちらのせいでつり銭を落としたのかはわかりません。
うーん、と唸るような状況に陥ってしまわないよう。店頭で停滞する事象を作らないで、スムーズな店舗運営をするためにも、トレーに入れてつり銭を返すように指導していました。
責任を明確にすることで販売員の立場を弱くしない意味もありました。販売員の立場を会社が守ってあげるということです。
客に対して弱気な立場に陥らないようにしているんだよ。そのためにもトレーを使ってね。とかいってたかな。
トレーの問題って意外と奥深い問題をはらんでいるんです。
今日のニュースを聞いて、昔を思い出して熱くなってしまいました。会社を辞めると、こういう熱くなることがめっきり減ります。
主に人間関係だったのかな。それから解放されて清々しているけど、時には熱くなることも必要かな。