好天の週末です。
が…..、やっぱり走りません。
緊急事態宣言が解除されてからぼちぼち走るかな。
なんてのんきに構えることにしました。気持ちの充電とともにGarminの充電をして週末は終わります。
録画しておいた映画を2本観ました。どちらも事実をもとにした映画です。
1本目は「Fukushima 50」です。
そう、2011年東日本大震災のときの福島第一原発の事故対応を描いたものです。
正直言ってこういった日本製スペクタル物は期待していなのですが。観終わって、残念ながらその通りでした。
ただし、3箇所ほど涙が出たシーンがありました。多少の脚色はあったにせよ日本を救った50人。を観ていたら日本人として当然の涙です。
だから、映画としての出来がどうとかより、東日本が終わってしまうかどうかの瀬戸際にあったこと。その時代を過ぎて今があることを忘れないために、そういった意味で観ておいても良いのかもしれません。
Yahoo!の映画評価では5点満点で4.2とかなり高評価です。映画の出来としてはこれほどの評価はつけられませんが、日本人の気持ちとしてはもっと点数つけてもいいかな。
2本目は「マネー・ショート」です。
2015年のアメリカ映画で、リーマンショックに至る金融危機を描いた物語です。この手の映画では1987年作品の「ウォール街」が有名ですが、「マネー・ショート」はそこまでの物語性はなくて、ドキュメントタッチを前面に出しています。
所々で劇中の俳優が金融の仕組みを説明しだすなど変わった演出です。
Yahoo!の映画評価では3.28で、評価は決して高くありません。感動の群像劇とか言うのと違うし、実際感動する場面は一つもありません。
星1つの低評価をしている人には、題材自体に興味がなくてつまらなかったというのがあります。こういった人が評価する必要があるのかな、と疑問も感じますが、映画ファンとしての評価という点ではありですかね。
劇中で、ブラッド・ピット演ずる個人トレーダーが、空売りして多額の儲けを出す見込みがでてきた若者がはちきれて喜んでいる姿を叱責します。
「君たちが儲かるということは、世間では投資資金を失い、年金を失い、住む場所も失う人達がいることを考えろ」
といさめる言葉が印象深く残っています。
専門用語が出てきて言葉を混同してしまい、途中で意味がわからなくなることもありました。言葉を予め調べて理解してからもう一度見返すかと思ったのですが。
あることを思い出しました。
そういや、空売りの勉強しようと買った本の中に映画に似通った内容のものがあったな。と探し始めたら5年以上前に買って積読状態のままになっていた「世紀の空売り」を見つけました。
やはりリーマン・ショックを題材にしているもので、調べてみると映画「マネー・ショート」の原作であることがわかりました。
もう一度映画を観るより本読んだほうが良いかな。
映画を見てアウトラインが出来上がっているから、本を読んでの理解度が高まることでしょう。
また宿題ができてしまった。