走って、走って、ときどき海遊び

ラスコです。人生3分の2を終え残りは、ジョギングで走って、自転車で走って、ときどき釣りとウインドサーフィン.....

木曜日:早朝から映画を観る

木曜日は燃えるゴミの日なので、いつも通りに5時過ぎに起きてお勤め終了。

二度寝するつもりでいたのですが、撮りためた映画を1本見てから寝ることにしました。

 

昨年末に録画しておいた「ジョジョ・ラビット」という2019年のアメリカ+ドイツの作品です。

WOWOWで唯一映画解説の付くW座で放送されたもので、放送作家の小山薫堂氏が解説をするのですが、小山氏の語る見どころ解説を聞くのも楽しみです。

 

Yahoo!の映画コーナーの評価でも4.17と高評価です。公開当時には映画通に是非観たい映画と評判がよく、解説の小山氏はすでに観ておりよかったと高評価でした。

これは楽しみです。

 

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ナチス物で愛国少年の成長物語です。

WOWOWの番組案内では「皮肉とユーモアたっぷりに描いた感動の秀作…」とのこと。これはもう期待感Max。

 

観始めて20分。ナチス物というのでシンドラーのリストのようなシリアス物を想像していたのですが、茶化し満載。これが「皮肉とユーモア…」ということでしょうか。

冒頭のシーンで、ナチスの片手を上げた挨拶をする群衆のバックにビートルズの「Komm, Gib Mir Deine Hand」が流れるのですが、なぜこの曲?

意表を突かれ、これからどんなふうに展開して行くのか楽しみ。

 


The Beatles - Komm, Gib Mir Deine Hand Lyrics

 

んんー。30分観て、観るのやめるか悩む。

私の目にはおふざけが過ぎて演出過剰で物語に入り込めない。評価の高い映画なので最後まで観ましたが、30分観て感じたことに変わりなし。

「感動の秀作…」か。どこも感動するところはなかったな。何かを象徴的に描いているのだろうか。私には読み取るのは難しいのか。

秀作…っていい方が微妙なんだよな。

 

センスのある映画だとは思うが、多くの人が言うような感動とかなかった。

ただ、主な役の印象がいまでも強く残っているから、優れた映画なのかな。

 

この映画を見終わってから「ナチスはなぜユダヤ人を迫害したのか」「鉤十字の意味は」などネットで調べてみました。

私にとって感動の名作ではなかったけど、意味深さを感じる印象に残る物語でした。

 

冒頭に流れるビートルズの曲「Komm, Gib Mir Deine Hand」は、英語じゃないみたいだけど、もしかしてドイツ語かとGoogle翻訳に掛けたらアタリ。

「手を貸してください」の意味でした。

そのへんが解っていると、皮肉とユーモアの方向に気持ちを切り替えて観始めたのかな。

画面がカラーに変わって物語の始まりもまた皮肉たっぷりです。(何かは内緒にしておきます)

 

まあ、素人の観た印象ですのであしからず。