昨日、とうとうこの書類一式が郵送されてきました。
今月の誕生日で65歳になります。 年金を65歳から受け取るかどうかの回答確認書類です。
返信用のハガキは切手を自分で貼るタイプです。サービス業じゃないから良いでしょう。気になるのは返信用の記入面に目隠しシールを貼り付けるように用紙が入っているのですが、「プライバシー保護のため…..」貼るように注意書きがあります。これは記入面を守るためともっと強く言ったほうが良いのでは。年金の繰り下げを希望するかどうか丸印を記入する欄もあり極めて重要です。いたずら書きされたらたまったもんじゃない。
私はすでに「特別支給の老齢年金」を受け取っております。その際に面倒な書類記入や必要証明書は提出してあるので、今回はハガキ一枚送るだけで済みます。
特別支給の老齢年金とは
この「特別支給の老齢年金」は、65歳から受け取ることの出来る年金の早取りとは違うもので、年金支給が60歳から65歳に伸ばされたための経過措置です。
特定の期間に生まれた人だけが対象になり、昭和30年12月生まれの私は、62歳から65歳までに受け取れる年金です。65歳から受け取れる年金の半分ぐらいが支給されます。
この「特別支給の老齢年金」を受け取っても、65歳からの年金の早取りではないため年金額には一切影響はありません。そういった意味で特別支給なのでしょう。
対象になる人には必ずA4サイズの黄緑色の封筒に、年金機構から書類一式届くのですが、全く何も処理しないで金額を受け取っていない人もいるようです。
かなりの厚みのある書類で記入は面倒だし、提出書類も揃えなければなりません。こういった役所に提出する書類に慣れていない人にはハードルが高いかもしれません。
私と年齢が近くて受け取っていない人は、年金事務所に確認したほうがよろしいでしょう。時効は5年なので、5年前までさかのぼって一括で振り込んでくれます。
65歳から年金を受け取ることにします
今の御時世。年金の話しをするのも気が引けてしまいます。
コロナ禍で、リスクを負いながら仕事に出掛けている方も多くいらっしゃることでしょう。もしかしたら働きたくても職が無いなんてこともあるのでしょうか。
そんな中で、家に居ながらにしてお金を振り込んで貰えるんですから。恨めしくもあるでしょう。
これから受け取る年金は、自分が現役世代に給料から負担してきた金銭を取り崩して受け取るわけではなく、今受け取る年金は今の現役世代が負担している年金を原資にして受け取るものです。
私は65歳から年金を受け取ることにしました。なんでも9割ほどの人が65歳から年金を受け取るようです。
今まで払うべきものを払ってきたのだから、当然の権利として受け取るだけだという気持ちはありません。
今大変な思いをして必死に働いている方々の年金負担額を原資にしているのだ、という思いも持ちながら受け取ります。
年金だけで悠々自適な生活が送れるわけでもありません。
株のデイトレードも、4年目にしてようやく利益を出せるようになりました。この利益分を足していけば、少しは楽しい老後が過ごせそうです。
辛い4年間に何百万円もの授業料を払ってきましたが、ようやく息が付ける段階になってきました。今ではデイトレード自体が楽しい作業になりました。
人生を詰む段階
この2日前には介護保険の保険証が届きました。
なんで自分に届くのかと怪訝に感じましたが、これは介護保険が使えますということではなく、対象の年齢に達したと言うだけです。
実際に利用するためには市役所の介護認定を受けて、要介護とか要支援とかの許可が必要なようです。
そして今回の年金受給の確認書類が郵送されてきて、正直言って自分の人生も詰む段階に来たのか。と考えること多数です。
いやいや、まだ20年ぐらいは人生残っているのかな。まだ残ってますね。
もう一巻きゼンマイを巻き直すことにしますか。