昨日は中一日で走りに行ってきました。
気温16度ながら、北風が強くてブローで6mぐらいあり、
走力がないから、もう大変。
それでも、平日のルーティンにしている練習ができて満足です。
ただし、6Kmをペースを落として8:10分/Kmで走り、ウインドスプリント走で120mを5:30分/Kmから6:30分/Kmのペースで4本走りました。
これだけの内容でも、全体的に心拍数が高くなったせいで、有酸素運動効果は4.5と高めになりました。
昨日は、びっくりしたと言うか、なんでだ、という出来事に遭遇したのでそのお話をします。
左側から抜かれた
写真の坂道を下っていたときでした。左端を散歩の方が歩いて下っていたので、少し離れて右側から抜きました。
抜くときは、ちょうど写真に写っている方より、少し右側といった位置でした。
後ろからタッタッタッと靴音がしたので、散歩の方を追い抜いてから、抜かれる準備のために徐々に左に寄っていきました。
左に寄っていくといっても、散歩の方を抜いてすぐに目の前に入るのは失礼と思い、徐々に左に移動していきました。
当然に後ろからくるランナーは、私の右側を抜いていくものと待ち構えていたら、なんと左側を抜いていったのです。
まだ左に寄り切っていなかったので一人分の隙間は空いていたし、小柄な女性ランナーだったので接触することなくすり抜けたようです。
驚いて、すぐに後ろを振り向いたら5mほど後に散歩の方が左側を歩いていました。あの女性ランナーは、散歩の人を追い抜くと、その方の前を遮ってすぐにコース左に入って私を追い抜いていたようです。
私の右側には充分なスペースが有るのに、なぜ私の左側を追い抜いていったのか理解できませんでした。
左端を走り右側から抜く
走るときは左端を走って、抜くときは前のランナーの右側から抜くもんじゃないの。
わからなくなりました。
自分の認識が間違っているのかと、さっそく調べてみました。
「ランニング 左通行」と検索すれば、いくらでも解説が読めます。
RUNNETの質疑応答コーナーに、現役ランナーからのいくつかの意見がありました。ジョギングコースでは左側を走り、抜くのは右側からにしましょうという意見が全てです。
ただし、一般道路の歩道ではどうするのか、ちょっと難しい問題があるのです。
そもそも歩道は走るもんじゃないといえますが、走るということではなくて歩く場合としてもいいでしょう。
歩道の歩き方
実を言いますと、私は根本的なことがわかっていなかったんです。
一昨年まで、歩行者は道の左側を歩くものだと思っていました。19歳で普通免許をとってからずっとです。クルマで左側通行だから人も左側を歩くと思いこんでいたんですね。
一昨年TV番組である方のお話を聞いて疑問に思い調べて、初めて歩行者は右を歩くと知ったのです。
そのへんの経緯はブログに書きましたので、興味のある方はどうぞ。
歩道のない車道では、歩行者は右側を歩くと道路交通法に規定されているのですが、じゃ、歩道のある場合はどうかというと規定がないのです。
どちら側を歩いても良いのですが、小学生の集団登校の様子を見ていると右側を歩いています。クルマは左、人は右と教えられているからでしょう。
ここに自転車が走ったりすると、もう歩道は混沌としています。
「対面交通のルール」という考え方に基づいて、歩道のない道では右側を歩くとなっているようです。右側を歩けば、車の挙動を正面で見ることができるという考え方です。
この考え方に従えば、歩道のある道では歩行者は左側を歩くのが理にかなっています。
しかし、そこまで考えて歩く場所を選んでいる人も少ないでしょう。周りの様子を見て、上手に立ち回るしか無いのでしょう。
最も適切なのは、小学生の挙動を見極めて歩くことですかね。