今週の日経ヴェリタス新聞で、中国の保険金融集団がツムラ(4540)の株を9月22日までに10%取得し筆頭株主になった事を伝えています。
その中国企業の、日本向け投資担当者へのインタビュー記事が載っていました。
もう少し買い増したかったけど、警戒されても困るのでこの程度にしたとか。
漢方薬の本場中国でも、漢方薬を求めやすくしたツムラは人気あるそうです。今後の活躍の場は大きいという読みがあるんでしょうか。
ところで、ツムラと言えば週刊新潮の9月7日号の例の記事はどうなったんでしょうか。他のメディアでは大きく取り上げられることもなく黙殺されたようです。
黙殺と言えば、ビンタ事件の有名トランペッターの話題も以後話が出てきませんでした。
やはり、広告出稿が期待できる会社だったり、業界内の力関係で追求が弱くなってしまうのでしょうか。
だーって、商売でメディアやってるんだからしょうがないじゃない。
と言われてしまえばそれまでか。
ツムラの株価は記事が出た9月7日に終値4,005円をつけた後、9月25日に3,905円をつけてから上昇に転じ、本日の終値は4,250円となり9月25日終値から9%近く上昇です。
中国での活躍が期待できそうなので注目銘柄なのかと思いきや、海外証券会社のレーティング情報が出て、目標株価が5,200円から4,700円に下げられたようです。
安く仕入れたいんだかなんだか知らないけど、こちらも魔物うごめく世界の出来事です。