クロダイ狙いで南房総の地磯へ向かう。
狙うなんておこがましい。クロダイ希望としておこう。
昨年の11月以来の磯釣りだ。
暖かくなるのを待ってたわけでもなく、真冬でもやる気十分でいたのに。
ついタイミングを逸したということ。
日の出時間が5時10分なので遅くとも4時半には磯に立っていたい。
1時少し前に家を出発。
いつものように市原の第一釣具センターでエサを仕入れるので
京葉道路を一旦降りる。
なんか暗くないか。店しまってるよ。
年中営業の店だったのに。
記憶をめぐって開いている釣具店を探す。
館山道路の終点を降りて開いてる店を思い出す。
ここも閉まっていたら館山市内を捜し回るしかないだろう。
幸い予定していた店があいていたのでエサを買う。
隣にはローソンがあるので自分の食料も調達する。
最近のローソンはおにぎりがおいしい。
自分的にはセブンより好みだ。
本日の釣り場は乙浜港近くの磯場だ。
雑誌には地元の釣り人の隠れたクロダイ釣り場、と紹介されていた。
以前から行ってみたい場所だった。駐車場所も昨年下見して見つけていおいた。
低い磯なのでチャランボ必須だ。
磯に入った5時少し前は満潮から30分ほど過ぎていたが、時々波が洗う。
コマセを作り、仕掛け作りが終わる頃には日も上がってきた。
写真はまん丸い太陽が見えるまで待ってから撮影なので、日の出から時間がたっている。
低い磯で竿3本ほど先の船の通り道がポイントになるので、見やすい遠矢ウキを使う。
遠矢ウキは3本しか持っていない。
残念ながら遠投タイプを持っていない。
なんとか飛ぶだろうと3本を代わる代わる試したが、ポイントには届かない。
遠矢ウキも竿2本分投げると昼の光の下では見にくいこと。
1時間ほどはアタリもなく過ぎる。
ウキがしもったところを合わせると魚らしき引き。
15cm程のベラが釣れる。
その後はフグが続く。
今まで見たことのない種類も釣れた。
家に帰ってネットで調べると、アカメフグだろうか。
体長は22cm程だが図体が太いので1号の黒鯛竿では上げられない。
タモ入れしてあげて記念写真を一枚。
その後おいしろうなメバルも釣れたが
小さすぎたのでお帰りいただいた。
徐々に魚っ気も出てきた。
ウキを円錐ウキに変えた。
3Bの浮力を殺さず頭がハッキリ見えるようにして
おもいっきり投げた。遠矢ウキより見にくくなった。
ちょっと元気な引きは手のひらサイズのメジナ君。
昼過ぎに自分の昼食タイム。
色々な魚種が釣れてる割に釣れる感じがしない。
ウキの見にくさとコマセがポイントに届かないのでイライラしている。
両軸リールにも大分慣れた。ほとんどバックラッシュすることもなく、
次は遠投距離を伸ばしていく練習だ。
まったくバックラッシュしなかったわけではない。
投げる瞬間にベイルをフリーにするために押し込んだレバーが
かえってしまうことがある。
2回ほどバックラッシュしたけど致命的な状態でもなく
5分ほどでほどけた。
思ったところに仕掛けを投入できるようになったので
本命の魚の引きを想像したが、カゴ釣りではアタリの一つもなかった。
一度使ってみたかった電気ウキ。
半夜釣りまで試してみたがアジの一尾も釣れず終わる。
帰りの市原サービスエリアでアジの昆布締め開きをお土産に購入した。
30分ぐらい仮眠するかと席を倒してうとうと。
あんまり眠れないな、と目を覚まして起き上がると、
周りの車がほとんどいない。
時計を見ると10時過ぎ。
たいして寝てないやと思っても1時間半ぐっすり寝たようだ。
久しぶりの釣りはつれない釣りでした。