先週土曜日の日経新聞の別刷り版のなかで、日光浴が足りないと紫外線から作られるカルシウムが足りなくなって骨粗鬆症になる危険があるといった記事があった。
紫外線と言ったら、もっぱら肌のシミやしわの原因になることばかり取り上げられているが、記事の中でも欧米人の肌の害をそのままアジア人にあてはめて紫外線の害ばかり宣伝されることに不満があるようにも読めた。
メラニン色素の量が白人と黄色人種では違うのだから、紫外線への耐性の強いアジア人が欧米の出来事をあてはめるのは無理があるということだ。
もちろん紫外線の浴びすぎは肌のトラブルの原因になるが、記事の中では一日20、30分程度浴びるのが良いと書いてある。
外に出るのに半袖の腕を隠すようなサポーターをつけたり、日傘をさしたりして一切日差しを遮るような女性が多くなる。
この人たちは将来の骨粗鬆症の予備軍といったことになるんだろうか。
何事も腹八分目が程良く生きていくのに都合がよいということだ。
そういえば、昨年の日差しの強い夏の日に日傘をさしている男を見たことある。シミやしわの予防といったことなのだろうか。単なる暑さよけだとしても、もっとたくましく生きたほうがいいようにも思えるけど。まあ、人の勝手か。
何でもマユをそって形を整えるのはアジア人とゲイだけだと欧米の世界では言われている。アジアの男は筋骨隆々と言うより容姿鍛錬であるようことがとうとばれる傾向があるのだろう。
男なのに気持ち悪いとか言い捨てるより、文化の違いとして受け入れなくてはいけないのだろう。だとしても男の日傘は好きじゃないけどね。