今年の正月に「やる気のリスト」なる書式を作成しました。
平たく言えばTo Doリストなんですが、やる事のチェックリストでは味気ないので、やる気を自分に示したチェック表ということで「やる気のリスト」と命名しました。
会社勤め時代に同じような書式を作って、これはまさしくTo Doリストとして活用していました。結構いい具合に使えていて、仕事がはかどるので気分良くしていました。
終了したことにチェックを入れるだけで気持ちいいんです。気持ちいいことは進んでやります。これ、意外と効果あります。
それを思い出して、再度やり始めたのですが。
この書式を使って、勉強の管理をしようとしたのです。管理というか、勉強しようとしてもはかどらないので、やれよ!と尻を叩くのが目的です。
スケジュールを立てて勉強を進めていこうということです。
しかし、今回はどうもうまくいきません。
日常のスケジュール管理も併用しているのですが、複雑な日常生活を送っているわけでもないので、日常の繰り返しや出かける用事は、Googleカレンダーに記入すればすむことです。徐々に「やる気のリスト」から遠ざかっていきました。
「やる気のリスト」が進まないということは、やる気をもって勉強しようとしていたことも進んでいないということでもあります。
「やる気のリスト」で何をしたいのか
この歳になって、なぜ「やる気のリスト」を作ったのか。
自分のやる気を自分に示すとは.....。
もう一度勉強し直したい。教養を身に付けたい。それをチェックシートに記録して積み重ねていこうということでした。
あれをやろう。これをやろう。と決めても、数ヶ月もすると、イヤ、数日かな。すっかりやることを忘れてしまうんです。新しく始めようとすることは、習慣化していないからしょうがないのかもしれません。
勉強といっても受験勉強や資格取得を目指しているわけでもなく、いわば趣味の勉強です。
具体的に勉強し直したいことは、若いころにかじってはみたものの、中途半端でやめてしまった経済学、現代思想、絵を描くことについてです。最近はウクレレ練習も入ってきました。
経済学は分かるけど、その現代思想ってのは何だい。
そうですね、哲学とか社会学とかですかね。そこんとこあまり突き詰めて聞かないでください。分かってないから勉強しようとしているところなんで。
「やる気のリスト」はiPadの手書きノートGood Notesに自分でテンプレートを作成して用意しました。
なかなかいいもの出来たな、と頻繁に記入していたのは最初の1ヶ月ぐらいかな。徐々に書かなくなって、最近は「やる気のリスト」を見ることもしませんでした。
リストに書いてチェックするほどのことは、そうそうないんですよね。スケジュールを立てるほどの日常生活でもないし、勉強も進んでいないということです。
気が付いたことをメモするだけでもいいから、とにかく毎日開こうと「やる気のリスト」に反省文を書いても、翌日から見るのを忘れる始末。
はっきり言って「やる気のリスト」は失敗しました。
でも、やめる気はないんです。勉強はしたいのでその管理のために必要と考えているからです。ではなぜ失敗してしまったのか。理由を考えてみました。
なぜ失敗したのか
失敗の原因の第一は、iPadの手書きノートGood Notesに書式を作ったことです。
iPadならパソコンより手軽に開いて見るだろうと思ったんですが、そうでもなかった。そりゃ、パソコンより気軽に開くけど紙のノートほど気軽に開くわけではありません。
iPadって重量が重たいんです。重たいものは手軽じゃないんです。こういった機器を持つと、いかにも使いこないしている風を装いたいものですが、残念ながら考えているほど手軽じゃなかった。
第二に、勉強そのものがはかどっていなかった。受験を控えているわけでもないし、何かの資格を取得しようというわけでもなく、趣味の勉強では目的が不明確で一歩一歩進んでいくのが難しかった。これは致命的な原因です。
しかし、趣味といってもそれが楽しければ、時間を惜しんで没頭するでしょう。それがなかったな。
イヤイヤ、何もやってないのに楽しいも何もないんだよな。知識欲はあるんだから、知らなかったことを知る喜びを楽しんでみましょう。
やる気はあるので、「やる気のリスト」を作り直して、もう一度挑戦することにしました。その作業はGW中に行うことにしました。
作り直しのために、勉強の仕方や手帳術、タスク管理、目標管理などをYouTube動画を中心にして調べてみることにしました。
といったわけで、「やる気のリスト」のやり直しを始めたのですが、GW中には仕上がりませんでした。
長くなるので、続きはいずれまた。