北埼玉の祖父母の家に草刈りに行っているのですが、今まで効果のあった除草剤の効きが悪くなってきました。
特にイネ科のオヒシバには効果が薄いようです。草の端から端まで50cmより小さい物には効いているようですが、幅が1m近くに育っているものにはほとんど効果がないようです。
写真の場所には同日に除草剤を散布しているのですが、中央の大型のオヒシバは枯れないで青々としています。その周りの小型のオヒシバはベージュになってしっかり根まで枯れています。
大物のオヒシバを三角ホーで抜いたら根がしっかり生きていました。
ネットで調べてみるとオヒシバなどイネ科の植物には、私が現在使っているグリホサート薬剤系の除草剤グリホエース(商品名)やサンフーロン(商品名)では効果が薄いようです。私だけの問題ではなかったことを知って少し安心しました。
イネ科の植物には別に効果のある除草剤があるようです。代表的なものとしてBASF社の「バスタ液剤」がそれです。ネットで調べてすぐにわかりました。本当に便利な時代です。
Amazonで価格を調べてみると、バスタ液剤1Lで4,129円、スギナを枯らすためには100倍から150倍に希釈。私が現在使っているサンフーロンは2Lで3,780円(1Lあたり1,890円)と価格はバスタ液剤の方が2倍強します。
スギナを枯らすための希釈倍率は、バスタ液剤100倍なのに対してサンフーロンは30倍と3倍違います。
値段は2倍するが原液を薄めるのは3倍の差があるということは、バスタ液剤の方がコスパがいいということになるのかな。(計算間違ってないか)
バスタ液剤もほとんどの雑草に除草効果があるようです。ただ一つ問題を見つけました。
BASF社の商品紹介を見ると、根までは枯らさないので田畑のあぜ道の補強には役立つということです。土の中で根が残って弾力を保つので土を崩さないようになるということです。根まで枯らしてしまうと土が芯材をなくしてもろくなってしまうということですね。
私の求めでは根まで枯らしてほしいので、バスタ液剤は使えないということになります。大きなオヒシバは三角ホーで抜いてしまうことにして、除草剤は今まで通りサンフーロンを使うことにしました。