夜中の3時にさいたま市の防災無線で、
「荒川が氾濫危険水位に迫ってきたので至急避難してください」
と放送が始まる。
荒川が氾濫したらえらいことになるだろう。
すぐにNHKを付けました。
いくら見ていても荒川の情報はなし。
防災無線の続きを聞いていると、河川の近くの人だけ避難してくれとのことで我が家の地域は対象外で一安心。
念のためにと、インターネットで氾濫情報などが載ったハザードマップを探していたら、国土地理院のハザードマップで面白いものを見つけました。
古い航空写真を見るには、「国土地理院ハザードマップ」の画面左項目の「重ねるハザードマップ」から「地図を見る」をクリック。次のページに移動してから「+すべての情報から選択」をクリックすると「情報リスト」が表示されるので、その中から「写真」を選ぶと見られます。
過去の古い航空写真まで、さかのぼって見られる仕組みになっています。
要するに、その場所が過去は田んぼだったのか沼地だったのかがわかるので、水はけの様子が想像できるということです。
1950年には我が家の場所は田んぼでした。水が溜まりやすいのもそのせいなんでしょう。
いつも走りに行っている上谷沼運動場は遊水地として整備された場所で1950年ごろは田んぼでした。
近くの河川の氾濫を抑えるための水の逃げ場になっている場所で、地域にとっては欠くことのできない施設です。
時代を追って見てみました。
左から、1950年、1978年、1990年。
しばし、思い出のある場所をあれこれと表示して70年前の様子を楽しんでみていました。
すっかり荒川の氾濫状況のことは忘れてしまい、NHKで何も言ってないから大丈夫だろうと、すやすやと2度寝を楽しむ事にしました。