走って、走って、ときどき海遊び

ラスコです。人生3分の2を終え残りは、ジョギングで走って、自転車で走って、ときどき釣りとウインドサーフィン.....

バッテリー交換するぞと早起きの日曜日

クルマのバッテリーが死にました。
先々週日曜日にエンジンかけた時にセルモーターのまわり方が弱くなっていたので、乗らなくても週一回ぐらいはアイドリングしとかないとなどと考えて、翌週日曜日にエンジンかけようとしたらもう掛からない。

すぐにスバルの整備に電話してアドバイスもらう。整備の人の話だとアイドリングするぐらいじゃ充電足りないので15分でいいから道を走りださないとだめらしい。2年半ほどたっているんでバッテリーの寿命2年から3年に該当するにはするけど。ここ数カ月ほとんど遠出してなかったのもよくなかった。

クルマの整備といってもウインドウォッシャー液見るぐらいで何にもしない。定期点検出してるからいいだろうって感じ。何もしないから何も分からない。

JAF会員だと無料でバッテリー充電してくれるって事も知らなかった。充電しても寿命もあるから交換してもいいんじゃないかというけど値段聞いたらけっこうする。
すぐ交換できますからって言うから、そんな簡単にできるんですかと言って、じゃ考えてみますといったん電話を切る。

そんなに簡単にできるものかとネットで調べてみた。ユーチューブなどに解説動画があって、ふむふむ確かに簡単そう。+と−のプラグを抜く手順を間違えなければよさそうだ。
で、バッテリー自体いくらするのか楽天で検索してみたら13000円ほど。じゃー自分でやってみるか。

あれこれ調べてみるとバッテリーをはずして電源がOFFになると、設定がリセットされて再設定が必要になることもある。パワーウインドウを長押しすると全開する設定とか、ハンドルロックの解除とか、カーナビの自宅登録や履歴の消失などもある。
ただし最悪の場合カーナビが起動しなくなるんてのもあるようだ。充電とかバッテリー乗せ換えで急に電圧がかかって内部の半導体が壊れるなんてことも。

おーこわ。カーナビ壊れるのは困るな。どうしよう。結局やってみることにした。やってみなきゃわからないこと。

バッテリー本体の上部に性能とか大きさの規格が書いてあるのでメモをとって、大きさは同じで少し性能のよいバッテリーを楽天で購入。廃棄するバッテリーを引き取ってくれる店舗で買うことにした。

えらく値段の安いバッテリーがあったけどよく読むと「再生品」と書いてある。1年は保証しますとあるが値段も4000円程度安いだけだし新品を買うことにした。楽天の店をいくつかのぞいてみると店によっては廃棄するバッテリーを有料で引き取ってくれるようだ。

廃棄バッテリーは一般ごみとして出せない。さいたま市では1000円ちょっとの廃棄チケットを買って指定の場所に捨てることになる。楽天の店舗での引き取り費は佐川急便の配送料600円だけなので引き取ってくれる店で買うことにした。注文の翌日には新品バッテリーが届いた。

その後ネットでバッテリー交換の注意点など検索していたら、バックアップ電源を乾電池で確保する機器があることを知った。バッテリー交換でプラグを抜いてもクルマの半導体の設定などをバックアップするだけの電源を供給するものだ。値段を見たら800円だったのでこちらもすぐに注文した。

ネジのサイズに合ったスパナーとプラスドライバーを用意する。実際の作業ではドライバーは使わなかった。これ以外に絶対必要なのはビニールテープ。
バッテリーから外した配線がじゃまにならないようにとめておくためだ。特にプラスの電極が車体に触れるとショートしてしまう。

バックアップ電源のクリップは+極から取り付け次に−極をクリップで挟む。次はいよいよバッテリー取り付けねじの取り外しだ。今度は−極から外して+極をはずす。バッテリーをボディに取り付けている金具を外す。

実はこの取付金具を外すのに相当手間取った。狭い場所で思うようにスパナーを回せない。焦らないでと言い聞かせて少しずつ確実に回して外した。これでバッテリーを取り外せる。結構な重さなのでしっかり両手で持って上に持ち上げる。

新品バッテリーに入れ替え固定金具をビス止めし、+極の金具を止め−極をとめ、バックアップ電源を取り外し終了。交換自体は手順を間違えなければ簡単だ。

簡単なんだけど途中2回ほどやらかしちゃった。スパナーを回す手がぶつかってバックアップ電源のクリップを外してしまった。すぐに取り付けたけど。人間にとってすぐでも電気や半導体的には致命的だろうに。せっかくバックアップ電源を確保したのに動作に問題なければいいんだけど。

ドキドキの中エンジンをかけてみる。メーター類の明かりは付いているがエンジンは掛からない。
その後、一瞬の間が空いてメーター類のインパネが消えて真っ暗になる。
もう一度スタートボタンを押してみると、インパネの明かりが点灯してセルが回わりエンジンがかかった。心持ちいつもより元気よく回っているようだ。前のより高性能な新品バッテリーが気に入ったんだな。

ウインドウを開けてみる、カーナビの自宅設定や過去履歴を見てみる。以前と変わりなく動くことが確認できた。」これで万事終了。45分かかったけどやってみりゃ簡単。
手を掛けてあげる分だけクルマへの愛着も増したかな。