走って、走って、ときどき海遊び

ラスコです。人生3分の2を終え残りは、ジョギングで走って、自転車で走って、ときどき釣りとウインドサーフィン.....

土)草マルチングの効果を実感

2週間ぶりに、北埼玉の祖父母の家の草刈りに行ってきました。

前回は、オヒシバに除草効果のあるグリホシネート系の除草剤ザクサを散布してきたのですが、その効果はいかに。

期待と不安の入り混じる中、現地に到着。
どうでしょう。しっかり枯れていました。


雑草に降参して、今後の管理方法を考え直すことにしました。
雑草を全面的に敵に回して、土が見えるまで一切の草を刈り取って、以後は少し生えたら刈り取るを繰り返せばいいんだ、というのがこれまでの作戦でした。

これは無理だということを思い知らされました。グリホサート系の除草剤で根まで枯らして、根からごっそり抜けばいいんだという考えは間違っていました。

根まで掘り起こしてしまうと土を耕すことになって、次の雑草が育つ環境を作ってしまうのです。

 

この場所は一つのヒントになりました。

どうでしょう。オヒシバが一切生えていないのです。他の雑草も生えていません。

赤線で囲った場所は、昨年秋に刈り取った草を積み上げて、冬に焼却炉で燃やすつもりでいたのですが、残ってしまったので放置した草がそのまま残っていました。これこそ草マルチングです。

マルチングの効果で土が太陽光から隠されて、植物が育たなかったのです。

農家や家庭菜園では、黒いビニールで覆ってマルチングするのですが、ワラや枯れ草で覆う草マルチというのもあるようです。

意図せずマルチングしたことになって、その効果を目の当たりにすることになりました。事実ほど強く訴えかけるものはありません。    

 

・除草剤で枯れた後、そのまま放置して草マルチにする場所。
・除草剤をいっさい散布せず、1年草のオヒシバが枯れるに任せる場所。
・以前同様に除草剤で枯らして土が見えるまで刈り取る場所。

場所ごとに対処方法を変えて様子を見ることにしました。

 

そしてこの場所は、除草剤を散布せずカマで刈り取って、その後の雑草の生え具合を観察するつもりでとっておいた場所です。除草剤がかかっていないので青々とオヒシバが茂っています。

写真だとわかりにくいのですが、右側半分を刈り込みばさみで草丈10cm程度に刈り込みました。こうすることで背の低い雑草が生える機会を与えてあげるのです。

時間はかかるようですが、都合よくいくか観察です。

 

ゴミの不法投棄を防ぐために、人の手が入って管理してますよということを見せておく必要があります。

一旦は、雑草に降参しましたが、実験的処置をするという気持ちに切り替えました。

そうすることで、雑草を管理下に置くという気持ちで挑むことにしました。雑草のシモベにはならないよ。ということかな。