最近のインテルCPUを使ったMacは、ブートキャンプという仕組みでWindowsOSをインストールして、Windowsのソフトを動かすことが出来る。
ブートキャンプの仕組みは、Mac購入時にすでにインストールされているので新たな出資も必要なく、WindowsOSを購入するだけでよい。
これだったら今までのWindowsソフトを無駄にしなくて済むと、お洒落なMacを購入するきっかけになった。
ただしブートキャンプだと、パソコンを起動するときにMacにするかWindowsにするか選択しなくてはならない。その面倒を解消してくれるのかパラレルデスクトップなどの仮想化ソフトだ。
Macを使用しているときに、MacのいちソフトであるかのようにWindowsOSを起動して、Windowsのソフトを立ち上げることが出来る。Mac上で仮想的にWindowsを動かすというので仮想化ソフトというのだろう。
Windows版しかないウォークマンの音楽管理ソフトや、長年使っている株チャートソフトも無事インストール出来て問題なく使えていた。
使えていたのだが、それも先週までだった。
Windowsに割り当てられるハードディスクの容量が、自由に設定できず30Gバイトまでとなっている。これだけあれば十分だろうと思っていたら、おっとどっこい4年ほどで足りなくなってしまった。
Windowsに割り当てたハードディスクの容量が足りませんという警告が出るようになった。
使っていないソフトをアンインストールするしかない。一太郎、デジカメ画像管理ソフト、これだけでは足りない。ついにウォークマンのソフトから音楽データまで、どうしても使いたい株チャートソフトを除いて全て廃棄することにした。
ウォークマンについては、iTuneからウォークマンに音楽データを移行するためのソフトが、ソニーから無料で提供されているのでそれを使えば何とかなるようだ。
これでようやく2Gバイトまで回復して警告メッセージも出なくなったが、バードディスクの使用量を示す帯グラフが警告域の赤のままになっている。
今後、株チャートソフトがそんなに容量を食うとも思えないが、Windowsのアップデートに容量食っているじゃないだろうか。
するといずれは警告メッセージが出るだろう。
こうなるとせっかく慣れたMacだが、Windowsパソコンに戻らなくてはならないようだ。ブートキャンプも実用的には難があるということだ。
Windowsへのハードディスク容量を自由に設定できれば使えるんだけどな,そんな改良が出てこないか待つ猶予はあと何年残っているのだろう。