きょうの朝日新聞サイトに、先日世界遺産に登録された小笠原諸島の最近の観光事情が紹介されていた。
小笠原海運には観光希望者から「プリンスホテルはあるのか」「飛行機はないのか」「船は一日何便か」などの質問があるとか。
世界遺産に登録され知名度があがって今までとは客層が違ってきたのだろう。
今このブログを読んでいる人なら、まずネットで調べればいいだろう。
と思うだろうだけど。
とりあえずネットで調べてみるという発想のない人の方が
まだ多いのかもしれない。
小笠原では土産物屋さんなど売上が2割増とかになっているようなので
うれしさもあるだろうけど、
反面、小笠原の売りである貴重な自然を破壊されないか危機感もあるかな。
いつだったか日経流通新聞にキャンプ地を利用する人への
アンケート調査の集計が載っていて、
しばらく笑い話のタネになっていた。
キャンプ地に求めることの1位が炊飯所にガスを通したり、水洗トイレを作って欲しいといったことだった。
こういう希望を出す人は家でのくつろぎの場の延長として
キャンプを捉えているので、
居住性のよいキャンプ地を求めるのだろう。
蛇や虫が出てくるなんてとんでもないことなんだろう。
人それぞれの楽しみ方があるから批判もできないけど、
笑い話のタネにはなるな。
最近良く釣りにく南房総に根本という海岸沿いのキャンプ場所がある。
10数年前の話だけど、根本近くの磯で釣りをするのに
キャンプ場近くにクルマを止め、
釣りが終わって夕方にクルマに戻ったらキャンプ場が満杯になって
人でごった返していた。
なんだこれは。
様々な料理の匂い、子供の遊びまわる音、うるさいラジカセ、
他に場所があるのにひとかたまりにテントが張られ、
まるで難民キャンプのようだった。
こんなキャンプして何が楽しいんだろう。ゾッーとしてその場を逃げてきた。
あれから10年。日本のキャンプの様子は変わったんだろうか。