走って、走って、ときどき海遊び

ラスコです。人生3分の2を終え残りは、ジョギングで走って、自転車で走って、ときどき釣りとウインドサーフィン.....

日曜日:たき火が思考を高める

昨夜は疲れ切って、さっさと寝てしまいました。

いつもの土曜日の通り、北埼玉にある誰も住んでいない祖父母の家の草刈りと焼却に行ってきました。北埼玉では9時過ぎから風が強まり、10時を過ぎると6mを超える強風となる予報が出ていました。

そこで、いつもより1時間早く行動することにして、3時起きの5時半現地着としました。

風の方は12時近くになって3mほど吹き始めただけだったので、いつもより1時間多く働いてきました。

 

焼却の方はかなりはかどり、燃え残りの大きな炭もまったくなくて気分良くしてきました。焼却炉による焼却ですが、この歳になるまでたき火なんてしたことなかったので、最初の頃は燃え残りも多かったな。

焼却上手になったのは何が変わったかというと、空気が下から上にうまく流れることを考えて、焼却するものをぶち込んでいくと言うことです。

長く太い木の幹や枝だと燃え尽きるまで数時間かかるのですが、途中で位置を直して壁に立てかけるようにしています。

 

焼却効率が高いのは、たき火スキルの上達ばかりではないようにも思っています。

焼却炉は、この家に最後に住んでいた叔父さんが、ブロック塀に使うブロックで作った手作りの物なんですが。

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YouTubeなどでも作り方を教えている方がいますが、ほとんどがブロックの目地をセメントで固めるものばかりです。

叔父さん手作りのブロック焼却炉は、御覧の通り隙間だらけです。ブロックを積んで周りを針金で固めただけなので、足でけったら簡単に崩れてしまいます。

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最初のうちは、なんでセメントで固めて丈夫に作らなかったのだろう、といぶかしく思ったものですが。

隙間を作ることで、ここからも空気の流入が見込める算段だったのかな。蹴っ飛ばしたらすぐに崩れるということは、また簡単に積み上げられるということでもあるし、もしかして叔父さん、さすがといったことだったのかもしれない。

 

前のブログ記事で、ちゃらんぽらんで長く続かさせることを書いたのですが、それはこのブロック焼却炉を見て思いついたことなんです。

もし私がブロック焼却炉を作ったら、たぶんセメントで固めてきっちり作ったと思います。

もともとそういうタイプの人間ですから。まあー、堅物ってとこでしょうか。生真面目で融通の利かないタイプってとこですね。

 

ブロックを積み重ねただけの、一件雑で曖昧なつくりだけど、燃料効率が高く、傷んだブロックの交換も簡単にできる。場所移動も簡単にできるし、まさに状況に応じた臨機応変な仕組みといったところです。

たき火しながら、こんなこと考えていたんです。それが、ちゃらんぽらんでも状況にうまく臨機応変に応じて長続きさせる、という考えにつながりました。

 

昨夜は、とにかく疲れて帰ってきて、ひと風呂浴びてようやくほっとしました。

その後のビールがうまかったこと。
今度は、ビールを飲みながら思いました。

ビールがうまいって感じる健康が一番いいな。