読売新聞の世論調査で、政党支持率が公表されていました。
自民党36%に対して、野党は立憲民主党の7%が最高とか。二大政党制とかどこに吹っ飛んじゃったんでしょうか。
今回の菅首相の事実上の辞任表明を受けて、各野党党首のコメントを見ましたが、まさにこれこそ野党低迷の第一の原因ではないかと思い至りました。
立憲民主党代表の枝野幸男議員のつもりで見てください。下手でも良いんです。一生懸命なら。それが日本人の心情ってもんですよ。(自分で言ってりゃ世話ネーヤ)
やめるという人に対しての「ねぎらい」の言葉が一切ないのです。報道で切り取りしてしまっていたのなら申し訳ないのですが。
敵対する政党の首相であっても、まずはねぎらうのが大人の礼儀であり、知恵でもあるでしょう。上辺だけの礼儀であって良いのです。それから批判するのではなく、自分たちの有効な政策を手短に述べればいいでしょう。
政治の世界だから礼儀なんて関係ない。なんて見ている人はあまりいないでしょう。自分たちの社会生活の延長として政治家の様子を見ているのです。
人への礼を欠いた人を支持する気にはなりません。
どうか、日本人の心情を理解してください。(偉そうで申し訳ありません)
世論調査の支持率、大衆の世論なんてたいしたことないんですよ。何となくあの人が嫌いとか、見た目やちょっとした言葉遣いでいくらでも変わってしまうのです。どんな仕事してきた人かなんて知りやしません。(失礼)
ねぎらいの言葉をかけられるようになったとき、オオー、と振り向いてしまうでしょう。(重ね重ね、偉そうで申しわけありません)