定年退職以来、滞っていた読書を再び活性化するために、さらに情報を役立てるために、読書ノートを作る決意をしました。
そして、ようやっと1本目が出来上がりました。
ネット上で公開されているさまざまな読書ノートを参考に、体裁を作ってみました。主にYouTubeで、次の方のお話や手順を参考にしました。
特に、ふたばさん、あやこさん、Satokoさんの読書ノートをほとんど真似して作ってみました。ほんとうにありがとうございました。
その他にもたくさんのYouTube動画を参考にさせていただきました。体裁や心構え、iPadによる電子書籍の活用、読書術などなど。
今回最初の一冊目に選んだ本は、齋藤孝著「三色ボールペンで読む日本語」でした。
この本は積読状態になっていたわけではなく、20年ほど前に買い求めた本で、押し入れのダンボール箱から引っ張り出してきました。
三色ボールペンが付録としてついていたので、何冊かは実践してみましたが身につきませんでした。
当時は通勤電車で本を読むことがほとんどで、人前で線を引くのもはばかれて実践できませんでした。
アンダーラインを引きながら読むのが、情報として役立てる最善の方法だと、記憶の何処かにあったのです。
そこで再挑戦した次第です。この本を選んで良かったです。
今回はしゃぶり尽くしました。
本を読み終わったのが4月7日だったのですが、読書ノートの体裁やノートを書き込むまでの手順を探りながらだったので、読書ノートの完成まで読了後一ヶ月かかってしまいました。
この間、他の本をまったく読んでいなかったのでその点は改善が必要ですね。ただ、これからは多読は望んでいないので、月に2,3冊でも読めればとのんきに構えています。
また、三色ボールペン読書法では、小説を読むときにもアンダーラインを引くことを勧めています。
年取ったら読もうと買い集めていた一冊4000円近くする漱石全集にも、ばんばん線を引いたり書き込みをして、楽しみながら読書をしてみるつもりです。
全集に線を引くのは、ちょっと勇気がいりますが、線を引きながら読むと集中力が増すし、文章に接近できるのでやってみましょう。
さて、読書ノートのご披露です。A4バインダーノートを見開きで2ページ使います。
左ページは、本の内容を要約したり、ポイントを整理して記入してあります。
右ページは手書きで、本の感想や本から影響を受けて今後取り入れたいことなどを記入してあります。
左ページが本の客観情報。右ページが自分の考えなど主観的情報。とざっくり分けています。
今回は、読書ノートということで作成したのですが、本を読んで勉強するときの学習手順はまた別に考えたいと思っています。
どうやら、本を読もうという意欲がもりもり出てきたようです。本を読みたいというより知識を得たいという欲求かな。
まあ、いずれにしても本を読む習慣を取り戻せたということでは大成功です。 YouTubeで情報を提供していただいた方には、本当に感謝です。