12月は距離はともかくこまめに走りに行こうと目標を立てたけど、1回しか走りに行けてません。
ここ一週間は、自宅車庫の奥にあった収納棚を全て壊し、廃材や溜め込んだ荷物の処理に追われていました。
この収納棚は、現在認知症で入院している父が何十年もかけて作ったものです。有り合わせの材料で追加追加で作ったので構造が複雑で、しかも相当に頑丈にできている。
燃えるゴミ、燃えないごみ、粗大ごみに分けて廃棄するにも1ヶ月ぐらいは掛かりそう。
燃えるゴミ、燃えないゴミ、粗大ゴミの区分けは、「さいたま市ゴミ分別アプリ」が役に立ちます。
一辺の長さが90cmを超えると粗大ごみになり、個別引取だと有料になりますが自分で廃棄センターに持ち込めば100Kgまでは無料。
ところが、収納棚を壊した木材を持ち込んだら100Kg超えてしまいました。といっても220円の支払いですみました。廃棄シール買って個別引取していたらいくらかかったのか。
父が何十年もかけて作り上げた収納スペースを、なぜ壊してしまったのかというと、父はもうこの家には帰ってくることがないからです。
入院していると言っても治る症状ではないので、次の介護施設を探すための段階に過ぎないのです。
今回整理してゴミを大量に出しましたが、改めて、父が物を捨てられない性格であったことを知りました。
日曜大工が好きだったので、こうやって収納スペースを自ら作り溜め込んでいったのです。ちょっと間違えばゴミ屋敷といったところです。
物を工夫して作る人なので、何でも取っておけばいつか役に立つと考えてしまったのでしょうね。
父が家にいる間に作った最後の作品は、濡れたビニール袋を乾かすために針金で作った枠でした。