このブログのよく読まれている記事に、2014年5月10日更新の「遠心ブレーキ外して大失敗」が上位にきています。
「アブガルシア、遠心ブレーキ」で検索すると、かなり上位に表示されるようです。私なんかよりずっと詳しく書かれているブログより上位なのが、なんとも申し訳なく感じます。
5年も前の記事ですが、釣りビジョンでもカゴ釣りの番組はないし、仕掛けをより遠投したい欲求は誰しも持っていることなんでしょう。
私も、仕掛けをより遠くに飛ばそうと両軸リールの遠心ブレーキを外してみたのですが、うまく操作できずバックラッシュの連続で、その日は1時間もしないでやめてしまいました。
ただ、これには後から原因がわかったので別の日のブログに書いたのですが、今日のブログで内容をまとめておくことにします。
ライントラブルの原因
これを原因と言っていいのかどうか、あまりにバカバカしい事実です。
この日の釣りから帰って、両軸リールを分解したら、なんと歯車の中にラインの切れ端が入っていたのです。
釣行の前に、給油するので分解したときに入ってしまったのでしょう。黄色いラインがヨレヨレ、ギザギザになっているので歯車に巻き込まれたことがわかります。
ライントラブルが多発したのは、遠心ブレーキを外したこととは全く関係のないことです。
仕掛けが着水する以前に、歯車にラインがはさまって急ブレーキがかかっていたのです。
こんなミスを犯す人もマレでしょうから、遠心ブレーキを外しても仕掛けの着水前にスプールの回転を止めていけば問題ないのです。
常にサミングする
ただし、遠心ブレーキを外してしまうとスプールの回転が全くフリーになってしまうので、仕掛けが飛んでいくよりスプールが速く回転しすぎて、バックラッシュの危険が高まるようです。
これに対処するために、常に親指をスプールのライン上に置いてサミングする必要があるようです。
釣りも体幹が重要
初めてカゴ釣りをしたときには、こんな重い仕掛けを遠くに飛ばすのは無理だよと面食らいました。
慣れるに従って遠投できるようになったけど、100m以上なんてとても無理だったな。
カゴ釣りほどではないにしても、サーフからのルアー釣りでも仕掛けを遠くに飛ばすのに苦心します。
ここで、体幹の使い方が重要だと気付かされます。
ロッドを後ろに振りかぶって仕掛けを前に飛ばすのに、投げ終わった後にカラダが前のめりになっている人が見られます。釣り歴の浅い人や女性によく見られるようです。
TV番組に出演されるようなベテランでは、体が前のめりになっている人は一人もいません。
サブ3を達成した女性タレント最速ランナーと言われている福島和可菜さんも、サーフ釣りをされていますが。投げ方は女性としては相当ダイナミックで、仕掛けを遠投しています。
しかし、これだけのスポーツウーマンでもカラダが前のめりになっています。
下の写真は福島さんの釣り姿ではありませんが、サーフからのルアー釣りでロッドを振り抜いた後にカラダが前のめりになっている様子です。 YouTubeのSHIMANO TVの動画から拝借しました。
じゃー、前のめりになることはいけない事なのか。
そう、いけないのです。
前のめりになるとカラダの動きが安定せず、仕掛けの飛び方も安定しません。 また、余計な筋肉を使うことになるので、カラダの疲労が増えてしまいます。場合によっては腰痛の原因になります。
前のめりにならないようにするにはどうしたらよいか。
頭のテッペンから尾てい骨に抜ける軸を、しっかりと地球の中心に向ける意識を持つのです。そのために体幹をしっかり使ってカラダを安定させます。
ロッドを振るときは丹田から上の部位を回転させて、腰がふらつかないようにします。そのための筋トレなど必要になるでしょう。
野球でバッドを振るのと同じことです。やったこと無いからわからないけどゴルフも同じかもしれない。ランニングするときだって体幹を安定させて、腰がふらつかないようにすることは同じです。
スポーツでもなんでも、体を使う動きはみな同じなのでしょう。
カゴ釣りも5年行っていないけど、走ることで体幹を意識し始めた今のほうが、良いフォームで投げられて100m超えできるかもしれないな。
カゴ釣りは5回もやってません。釣り上げた魚はここに上げた写真で全てです。コマセカゴより小さなメジナは参ったな。これがウキを勢いよく消しこんでいったんだ。それだけウキの感度がいいということです。
ああ、釣り行きたい。
スロージョグで夏をうまく乗り越えて体力つけて、涼しくなる秋になったら行ってこよう。