正月明けから何回か走ってきて、心拍数が低いのに呼吸が苦しくなることを経験しました。この現象はどういうことかと調べています。
そう、まだ調べている最中なので、納得の行く結論は見つけ出せていないのですが、一つ気になる記事を見つけました。
走るペースと呼吸のタイミングが合っていないと、呼吸が苦しくなることがある。
というのです。
走るペースが早い場合でなく、走るペースが遅すぎても呼吸とのタイミングが合っていないと息が苦しくなるというのです。
これは思いもよらない話だったので、なぜという疑問だけが残りました。
更に調べてみますが、これはその実例になるのかということを経験しました。
走る距離が伸びるに従って練習時間も多くかかるようになってきました。太陽が家並みに隠れてしまう時間まで走っていることもあります。日差しがないと寒い。風呂に浸かってやっと体が温まります。朝4時起きして日の出前に走るんだと続かなかったろうな。
今週月曜日にLSDで1.5Km周回コースを5周したとき、最後の5周目に前を走る女性に近づいてきました。
まだジョギング始めたばかりです、といった風情ありありで、カラダも細く蹴り出した足が外に流れているような、体の芯がぶれる弱々しい走りをしていました。
(まあ、偉そうに人の振りを評論するようなアレじゃないんですけどね。)
8:20分/Kmペースで走っていた私より少し遅いくらいです。
徐々に近づいてきたので、追い抜いてしまおうと少しペースを上げました。
すると、その女性も徐々にペースが上がってきたようです。
それでも次第に追いついて、少し離れて横に並んでいると、あれー、又ペース上げてるよ。ガーミンを見ると7:50分/Kmまでペースが上がっています。
更にペースを上げて追い抜きましたが、完全にオーバーペースです。
また追い抜き返されたら格好悪いので、7:30分/Kmまでペースを上げてしばらく走りました。
ところが、完全にオーバーペースのはずなのに息が苦しくないんです。なんだか気持ちよくなって、そこから少しペースは落としましたが、残り800m程を走りきり5周終わりました。
もしかして、これが走るペースと呼吸が合っていないと息が苦しくなるということなのか。自分の走るペースが遅すぎるので呼吸が苦しくなってきたのか。
それまでの6Kmを8:20分/Kmペースで走ってきたのに、最後の周回1.5Kmを7:50分/Kmのペースで走っても息が苦しくならないという、なんとも受け入れがたい現象に幻惑されています。
距離を多く走るからと気持ちが保守的になって、ペースが遅すぎたのだろうか。 あるいは、競う気持ちがあるとどっからか力が湧いてくるのかもしれない。
昨年5月から7ヶ月走ってきて、少しは上達したということか。そう考えれば嬉しくもあります。
これから経験を積んでいくに従って、今の状態を理解できる日が来るのだろうか。
まあ、いいや。次は少しペースを上げてみよう。
いやいや、違う、違う。
まずやることは、どんなにペースが遅くとも10Km走り切ることだ。次の練習メニューを試すのは、その後からだ。