昨日、走りに行ったが途中リタイア。
1Kmも走ったところで、急に足に力がなくなってきて、
どうしたのかと立ち止まっていると、
カラダ全体にだるさが広がる。
思い当たることもなかったが、風邪の症状に似ている。
昨日の上谷沼運動広場の写真です。1.5Kmの周回コースは濡れた場所もありませんが、一段下がったダッシュの練習をする場所は所々で水たまりができていました。サーカーグラウンドの周りにも水たまりが。
その後は歩き通して散歩で終わる。
帰ってきてから熱っぽくなってきたので、やっぱり風邪か。
葛根湯を飲んで早寝しました。
先日は、ランニングを始めてから腰痛が始まったことを書きました。ダッシュの練習を始めた頃から痛くなったようですが、実は同じ時期にもう一つ始めたことがあるんです。
ある本を読んでから、腰の使い方を意識的に変えてみました。
こちらのほうが腰痛に影響しているのかもしれません。
正しい腰の使い方
みやすのんき著「フォームの基本」を読みました。
誰も教えてくれなかったマラソンフォームの基本 遅く走り始めた人ほど大切な60のコツ
- 作者: みやすのんき
- 出版社/メーカー: カンゼン
- 発売日: 2017/12/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
著者のみやす氏は漫画家で、85Kgの体重から一念発起してランニングを初め、サブ3を達成したという方です。体重に親しみを感じて、写真の多い本だったし、面白そうなんだろうと読んでみました。
正直言って、今の私のレベルでは難しすぎます。かなり細かい点にまで言及しているので、なかなか先に読み進みません。
最初のPOINT3に説明されている、体幹の使い方が気になりました。今までの自分の走り方は間違っていたようです。
金哲彦氏の本から、脚だけで走るのではなく、体幹を使うことを学びました。肩甲骨を動かして丹田から腰に動きを伝えて、脚がそれに伴って動くという感じて捉えていました。
ただ、よく考えてみると、腰と足がどのような動きをするのか知りませんでした。その部分をみやす氏の本で学びました。
詳しくは本を読んでいただくとして、稚拙なイラストで申し訳ありませんが、肩と腰の動きを書いてみます。
人を上から見た図です。黄色の楕円が頭、濃い黄色の長方形が肩、肩から腕が前と後ろに伸びている。青い正方形が腰、腰から足が前と後ろに伸びている。この図だと右腕が前に伸びて、左足が前に伸びている。
みやす氏によれば、体幹を使って走るとき、肩(肩甲骨)と腰は同じ方向を向いていなければいけない。イラストだと右図のようになります。右腕を前に振ったとき、肩は右前になり、腰も右側が前になる。足は左足が前に振り出される。
イラストの左図のように肩が右前になっているのに、左腰を前にして足を振り出すように、身体をよじっていると効率の悪い走り方になるというのです。
自分の腰の使い方はどうか
自分はどうしていたかと言うと、全く記憶がありません。
そこまで気を使って走っていなかったので。 しかし、走っているときのことをよーく思い出してみました。
疲れてきてペースが落ちてきたときに、
「肩甲骨をしっかり引いて、反対の腰を前に出して、腰に引きずられて脚が出てくるように走るんだ」
こう言い聞かせていました。
そうです。
腰が前に出て、それに伴って脚が引かれて前に出していく。
これが体幹を使った走りだと思っていました。イラスト左図のようになっており、これだと腰をよじっていることになります。
頭で考えると、引いた腰側の脚を前に振り出すことはできないと思いがちですが、部屋の中でも立ち上がってやってみると意外とできるんです。
実践する
走り始めのウォームアップで、肩と腰が同じ方向を向いているかをゆっくりと歩きながら、身体に覚えさせてから走り始めるようにしました。
自分の感覚的なものなんですが、この方が力強さを感じます。
ただ、慣れない走り方のせいなのか、腰が痛くなってきたのかもしれません。
意識しすぎてオーバーアクションになっているのかな。
もちろん、それが原因となっているのか分かりませんが、しばらくは様子見です。