昨日の春の陽気から、じわじわ寒くなってきました。
正月にサボっていた室内スロージョギングも、本日から再開です。
ちょっとさぼりすぎです。
今朝の朝刊に、小学生や幼児向けのパソコン&プログラミング学習の教室の折込チラシが入っていました。なんでも2020年から小学生のプログラミング教育が必修化されるそうです。
画像はpixabayからお借りしました。
論理的思考を養うのにうってつけ
文部科学省によると、プログラミング教育を通して育成すべき資質や能力は、「知識・技能」「思考力・判断力・表現力等」「学びに向かう力・人間性等」とのことです。
論理的思考を養うのにうってつけの学科になりそうで、必修化には大賛成です。
私はプログラミングなんてできやしないんですけどね、あることがあってプログラミングということが基礎学力の向上や論理的思考を養うのに、大いに役立つだろうと気が付かされることがありました。
Excelマクロで達成感を味わう
会社勤め時代に、縦計横計を出して総合計を出すぐらいしか使えなかったExcel。見るに見かねて若い社員が、マクロを使うと一括計算できちゃうんですよと、新しいExcel表を作ってくれました。
たしかに便利なんだけど、半期とか年度変わりとかに計算項目を変更するのが簡単ではない。
最初の何回かは作り直してもらったけど、マクロの本買ってきて自分で勉強してみてはどうですかと、体よくあしらわれるように。
しゃーないと、誰でも分かるマクロとかの本を買ってきて読み始めるも、何だよこれプログラムそのものじゃないか。そんなの分かるわけ無いだろう。
相当手こずりましたが、諦めず1ヶ月もすると簡単なことならわかるようになるものです。
自分の作業を記録してマクロ書式を作るのなら、なんとかなるけど、人が作ったマクロの一部を手直しするとなるとプログラムの文章を書き換えなくてはならず、それでも格闘の末、年度変わりの項目変更をやり遂げました。
そのときに大いに感じたんです。
すぐに結果が目の前に出て、何度でもやり直しがきくこと。
本に書いてないことでも状況を推定してトライしてみること。
苦労の結果正しく動いたときの達成感が半端ないこと。
プログラムってなんて面白いんだ。
と気が付かされました。
もっと若い頃に出会っていたかったな。
プログラミング教室ですでに好結果も
小学生のプログラミング学習の必修化について、親御さんの意見をジャストシステム社が集計していました。
プログラミング教育の必修化に、賛成とどちらかと言うと賛成の合計が46.5%、どちらでもない32.2%、反対ととちらかというと反対の合計が7.4%、分からない13.9%、ということでした。
ほぼ半数が賛成ということですが、賛成の理由としては、「進化するIT社会で必要とされるスキルが身につくから」「将来の職業選択肢が増えるきっかけになるから」とのことです。
スキルが身につくとか、職業に役立つとかの理由なんだけど、
んーーー、どうかなプログラミング、イコールコンピュータ技術者と直感的に捉えすぎな気もするが、自分が知らないプログラミングのことだからしょうがないのか。プログラミングが直接仕事の役に立つようになる人はそれほど多くないと思う。
すでにプログラミング表室に通っているお子さんの変化を聞いてみると、「物事を筋道立てて考えられるようになった」「勉強に意欲的になった」が82.4%、「創造力が高まった」「できるまで、粘り強く取り組む姿勢が身についた」などが76.5%と言う、同じくジャストシステム社の集計結果が出ています。
このように街場のプログラミング教室ではすでに好結果も出ているようですが、アンケート結果に悪い意見が載っていないのは気になるところでは有りますが。
プログラミングは論理的思考や基礎学力の向上に、大いに貢献すると思うんだけど、どうですか、家族でプログラミング学習。
小学生と言わずに年寄りのボケ防止にも良いかもな。