走って、走って、ときどき海遊び

人生3分の2を終え残りは、ランニングで走って、ロードバイクで走って、ときどき釣りとウインドサーフィン.....

金曜日:陸の王者を目指せ

今週火曜日の「ガイアの夜明け」は「陸の王者を目指せ」と題して、マラソンシューズの話だったので興味深く拝見しました。

TBSで絶賛放映中の「陸王」の会社が、実際に埼玉県行田市にあることを初めて知りました。 見逃した方は、こちらから見られます。12月中なら無料視聴可能のようです。

www.tv-tokyo.co.jp

 

かかと接地を否定するたびシューズ

TBS陸王の方は全く見ていないので物語の内容は知りませんが、ガイアの夜明けの方でたび屋さんがマラソンシューズを開発する様子を見ることができました。

 

たびシューズMUTEKIは、鹿児島県の高校でランニングフォームを直すのに使っている様子が紹介されいました。

かかと着地していると着地の振動が直接身体に伝わり足腰の疲労が溜まりやすい。かかと着地の癖を直すためにクッション性の少ないたびシューズを履かせると言う。

一般のジョギングランナーが試履してみると、シューズを履いていないような軽快感があるという。

 

見た目には地下たびのような布感ありありで、これで石とか蹴っちゃった日には怪我するだろうな。一般の整備されていない道路でジョギングするにはちょっと敬遠したい。

初心者は、薄底ではない一般的なランニングシューズのほうが良いような気もする。たび需要が減ったなかで新たな分野に進出する企業努力は大いに共感するが、初心者ランナーとして、ことさらたびシューズを選ぶ必要性を感じない。

 

ナイキはどんな着地法でもOK

一方で、世界の巨人ナイキの開発した厚底シューズ「ズームヴェイパーフライ4%」を対比して紹介していました。

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"ナイキズームヴェイパーフライ4%"はなかなか手に入らないようで、楽天のある店舗では税込み51,840円で販売していました。

 

日本のメーカーは底をいかに薄くするかでマラソンシューズを開発しているが、ナイキではトップアスリートの意見を取り入れた結果、全く逆の発想で靴底の厚いシューズを開発したと開発担当者は語っておりました。

靴底にカーボンの板が埋め込まれていて、後ろ足で地面を蹴り込むときにカーボン板の反発を利用して飛ぶように走れると言うことです。

 

世の中で広く伝えられているような正しい走り方などというものはなくて、それは幻想にすぎないと開発担当者は言います。

足の接地には足指のつけ根で接地するフォアフット着地、足裏全体で接地するミッドフット着地、かかとで着地の3種類があるが、いずれの着地であってもズームヴェイパーフライを履けば足の疲れを減らし、より速く走れるということです。

この夢のような走りは定価25,920円で実現するとのこと。

 

番組では、次の東京マラソンに出場するんでと言ってナイキ原宿店で買い求めていく人が紹介されていました。

競技選手でなくともマラソンで好タイムを狙うような方におすすめとか。

 

少し疑問に感じたのは、競技で使用するにあたり、カーボン板の反発を利用するのは、どこまで許されることなのか。

数年前にイギリスのSPEEDOが開発した新型水着レーザーレーサーで世界新記録続出というのがあったけど、結局は着用が禁止されたことを思い出します。

 

番組を見て思う所

番組を見ながら思ったことが幾つかあります。

ナイキの開発担当者が言うには、日本のメーカーは靴底をいかに薄くして軽量化を図るかに重点を置いているのに対して、ナイキは靴底を薄くすることにこだわらないという。

靴底が薄いとかかと接地ではショックが足腰に伝わり長時間の走りに適さないし、故障の原因にもなる。だから、かかと接地は悪くて、フォアフット接地やミッドフット接地が正しい走り方ということになるのだろう。

ナイキのように靴底を厚くして衝撃を和らげる仕組みになっていれば、かかと接地も否定しない。どうぞお好きな走り方をしてくださいというわけだ。

 

ナイキの思考法の方が好きだけど、そうは言ってもね。ナイキの厚底シューズでかかと接地の衝撃が減らせますと言っても、より衝撃が少ない方がいいに決まっている。

自分は競技を目指しているわけではないし、健康第一を考えるならかかと接地は否定すべきだろう。

 

スロージョギングの小林教授は、靴底の薄い靴を推奨していた。たびシューズなんかおすすめのシューズになるんだろうな。

スロージョギングでは前足を下ろす位置が体の重心から余り離れていないのでフォアフット接地が自然だ。

走るスピードが速くなるに従って前足が身体より遠くに接地するようになると、フォアフット接地よりミッドフット接地のほうが自然な形になるようなきがする。

 

そもそも走っているときの着地法なんて、これっぽっちも考えたことなかった。

あれこれと知識が入ってくるに従って、自分のランニング・トレーニングの概略が見えてきたようだ。