ベランダの片隅に、アゲハチョウのサナギを発見したのが6月23日。
あれから4ヶ月、一向に飛び立つ様子が見られません。
こんなに長くにサナギのままでいることもないだろう。
まさかこのまま冬を越して、春に飛び立つなんて事もないだろう。
先月辺りから、もうだめなんだろうなと諦めていたけど......。
本日とうとう決心して、外して様子を見てみることにしました。
ハサミでカラを破いてみると、中身は空っぽ。干からびて硬くなった身が出てくるのかと思っていたのに、拍子抜け。
逆さまにして振ってみても、粉さえ落ちてこない。
とにかく、空っぽでした。
カラを破って飛び立った様子もないので、ひと夏過ごす間に、すっかり干からびて中身さえ消えてしまったのでしょう。
あるいは寄生虫のような虫に、食いつぶされてしまったのか。
残念でした。
これにて、ひと夏の昆虫観察終了します。