朝から雨音で目が覚めました。
相変わらず釣りには行けていない日が続きます。
そろそろウィンドサーフィンも復活しないと、GWが終わるとあっという間に海水浴シーズンになってしまう。
あの毛虫の思いで
金曜の風、本日の雨にも負けず桜の花びらは頑張ってくれています。
自宅の近所では散った桜の花びらが、雪のように道を覆い尽くす場所があって、そりゃー綺麗なもんです。
(写真はpixabayからお借りしました。
桜ぐらい自分で撮れよと言われてしまいそう。
pixabayは日本の写真が多くないのですが、さすがに桜は多いようです。)
桜の花を見ていて思い出すのは、小学校の頃校庭の桜の木にアメリカシロヒトリがかたまりになってたかっていた様子です。
そうですね、もう50年も前の話です。
用務員のおじさんが殺虫剤を撒いたり、ある時は木の棒の先に布切れを撒いて火を付けて毛虫を焼いていたのを覚えています。その様子を下校途中に眺めていたけど、落ちてきた毛虫に身震いして逃げ回っていたな。
そのアメリカシロヒトリって最近見たこと無いな。
完全に駆除されてしまったのかとネットで検索して調べてみると、いるところにはいるようです。
ただ、以前に比べると激減しているのも事実のようで、何故50年前に比べて少なくなったのか。こういうことを調べるのにインターネットは本当に便利に使えます。
生態系が整って
アメリカシロヒトリはもともと日本に居た虫ではなく、戦後アメリカ軍の軍需物資に紛れて日本に侵入したようです。
従ってこの虫を捕食する天敵が居なかったため、あっという間に広まったそうです。 しかし時間が立つにつれてこの虫を捕食する天敵、例えばスズメ、ハチ、クモなどが増えてきて徐々に減っていったようです。
この毛虫の不思議な事は森などでより、都市部の街路樹などに大量発生する傾向が強かったようです。都市部では捕食する天敵となる虫が少なかったのが原因のようです。毛虫を駆除するために殺虫剤を撒いたことで、天敵となる虫まで一緒に葬ってしまったことが悪循環を招いたということです。
こう言った自然界の生態系を知ったからといって、日常に何か役に立つ知識というわけでもありませんが、なるほどねーと感心するばかり。収まるところに整っていく自然界のルールに感心すること仕切りです。