ノートの取り方についての解説本「頭がいい人はなぜ方眼ノートを使うのか」
が売れているようだ。続編の図解編も発売されている。
読んでみました。
- 作者: 高橋政史
- 出版社/メーカー: かんき出版
- 発売日: 2014/05/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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まず、ノートの取り方について本書では、黒板に書かれていることをそのまま映すだけのノート取りはやめましょう。ノートを3分割して、黒板をそのまま写す部分と、自分の意見を書く部分と、結論や次の展開を書く部分に分ける。さらにノートの余白にポイントや要約を簡潔に3つ書く。あとで見返した時に臨場感を持って内容が分かることが重要。
黒板を前に授業やセミナーを受ける機会は多くないので、読書ノートをつけたり、自分の企画を練ったりする時に活用することにした。
まず、ノートは専用にB4サイズの5ミリ方眼目の入ったノートを買い求めた。本の中で推奨していたマルマン社製のノートにした。このノートは大宮ハンズで探しても売っていないので楽天のマルマン社のサイトから購入した。
後で調べたらアマゾンでも手に入りこちらの方が多少安い。安いとはいってもノート一冊600円を超えるので5冊で3000円だ。
今現在は本が売れていることもあって、マルマン社のノートは品薄になっているようだ。ネットからでも手に入らないこともある。
高価なノートだけど紙質も良く水性インクの書き味も最高。字がさらさらっと気持ちよく書き進める。絶対お勧めノートだ。書き終わると一枚ずつ切り離してB4サイズのバインダーに保管している。
授業で使うんならA4サイズの大学ノートを2ページ見開きで使うといいだろう。コクヨのキャンパスシリーズなら紙質もいいので問題なし。とにかく紙質はこだわった方がいい。表面がざらついたものだとペンの書き味も悪い。気持ちよくさらさらと書き進めるものがいい。
本ではペンについても特定のメーカーの水性ボールペンを進めているが、メーカーはとにかく水性ボールペンを使う方がこれまた書き味がスムーズでいいだろう。もちろん万年筆も最高だ。ペンの色については黒、赤、青があれば十分。本でもあれこれ色どりを揃えるのは感心しないと書いてある。この3色にラインマーカーが2色もあればいいだろう。
本ではノート面を3分割するように言うが、最初はそれに従って使ってみたが、余りきっちりするのもうっとうしくなったので線を引かないでペンの色を変えて区別することにした。
読書ノートをとるときは、本の気に入ったフレーズなどを黒インクで書いて、自分の考えを展開する時は青インクで書く。特に強調したいところは赤インクでラインを引いたりポイント文を書く。最重要ポイントは赤のラインマーカーで囲む。
この「方眼ノート」の一番重要な点は自分の考えを展開させることだと思っているので。あえて3分割にはこだわらないことにした。黒インクで事実を書いて、青インクで自分の考えを展開させて、重要ポイントはラインマーカーで囲む。これで3分割になるか。
こういったノートの取り方を若いころから続けていたら、相当優秀な頭脳が作れるだろうな。ただ若いうちって考えを展開させるための余分な知識や経験が少ないから難しいんだけど。自分の頭で考えたことを文章にすることが重要なんだ。