新橋駅で地下鉄銀座線に乗り換えると、車体に小学生の描いた絵が拡大して貼り付けられている車両がホームに到着した。朝の通勤時間帯で大勢の人がいるのでスマホで写真を撮るのは控えたのが残念。
子供の絵特有の歪んだ線に派手な色合い。東京メトロ主催の絵のコンテストがあったようで車内の中刷りも小学生の絵のポスターがいっぱい。
賞をとった絵が車体に張り付けられているが、グランプリの絵の意味がよくわからない。短い線がいっぱい書いてあって稲を刈った後の田んぼの絵なのかと思った。中刷りの説明を読むと虹なんだそうだ。
こんなの貼り付けないで車体に直接描かせちゃえばいいのに、なんて声も聞こえてきたけど。
それは違うだろう。違うというかまずいことだ。
一度でも車体に描く経験をしてしまうと、そういうことはしてはいけないという線引きが崩れてしまう。今回は特別なんだよと言って周囲を大人が囲んでいたとしても、具体的な行動をとってしまうことで、意識で踏みとどまっていた事を踏み出してしまうことになる。
数日前のブログでは、具体的な行動をとることで次の展開が生まれると書いたが、それはいいことに対してばかりじゃないってことだ。