走って、走って、ときどき海遊び

ラスコです。人生3分の2を終え残りは、ジョギングで走って、自転車で走って、ときどき釣りとウインドサーフィン.....

土曜日:2回目のサーフヒラメ釣り

早くも2回目のサーフヒラメ釣り挑戦。
磯釣りの時は集中力が一日維持できないので
2週連続は絶対やらないんだけど
サーフルアー釣りはどうだかやってみなければ。

来週末は天気が怪しそうだし、
海水浴場で海開きしたら釣りはやらないので、
今のうちに海のコンディションのいい時にやっておこう。
ということで先週に引き続いての挑戦。


2回めは九十九里でスタート
今回の釣行場所は九十九里浜。
釣り場の下見で始めて訪れて感動した九十九里の海だ。

自宅を1時半に出発し3時過ぎには現地に到着。
日の出の4時半までには少し時間があるがすぐに準備を始める。

2回目なので手順はこなれてきたかな。
リールをロッドに装着した後ベイルを起こし、
PEラインにリーダーのフロロラインを結んでから
ロッドのガイドに通していく。

まあ、考えようによっては暗い所でやらないで
家で結んでくればいいじゃないというのもあるな。
んー、考えどころだな。
いずれにしても準備も後片付けも磯釣りに比べれば楽なもんだ。

サーファーらしきクルマも数台停まっている。
駐車場前はすぐにサーファーでいっぱいになってしまうので、
駐車場前では夜が明ける前にルアーを投げておこう。
夜が明けて昼になるぐらいでも実際にはサーファーはそんなにはいなかった。
一般の人が多い。ハマグリ取りの人達だ。


第一投目開始
急いで海岸に向かう。
他にルアー釣の人はいないようだ。
薄暗い中で第一投。

1人2人サーファーも海に入り始めたので
徐々に駐車場から離れるようにランガンする。


ルアー釣の人も1人2人見えるようになった。
それでもこの広い海岸だから釣り場は好きに選べる。


ルアー釣り最初の一尾目
きょうはなんか釣りたいな。

波の立つ向こう側にルアーを放り込みたいんだけど、
遠浅な海岸で飛距離も伸びずいらいらが続く。

中潮で朝方の満潮から徐々に潮が引き始め、
最初のうちは波に圧倒されウエーダーを着ていても
波間に立ち入れなかったが徐々に慣れて
波が腰ぐらいまで来る位置まで入り込んだ。

足元を見ても小魚の姿も何も見えず、今日も難しいのかな。
最初のヒラメ釣るのに何年かかるんだろう。

アタリがあったかな。少し重みを感じた。
海藻に引っかかったか。
特に魚に引っ張られる感覚もないままリールを巻いてくると、
ああやっぱり海藻が付いている。
ほとんど目の前に来てから海藻とは違うことがわかる。
ルアー釣り、最初の一尾目は15cm程のシタビラメでした。


実物を見るのは始めての魚。
スライムみたいでコッケイなような可愛らしいヤツだ。
これで魚がいることが分かったし、ルアーで釣れることも分かった。
4時前から釣り始めて4時間目にして最初の一尾。
15cmの小魚でも、やる気出てきた。
もうちょっと大きなのがいいな。


ハマグリ取りで混雑
海岸に人が増えてきて、
バケツや網の袋を持った人が足元から何かを探して拾い始めた。
海岸でハマグリが取れるんだそうだ。
一般の人も手で取る分には文句は言われないとか。
5月下旬では時期的に遅いそうだが、
魚釣りより確実な獲物でこっちのほうがいいかも。

こういう海岸風景だからルアー釣りする人が少ないのだろうか。
海岸の小さな人影はすべてハマグリ取りの人達だ。
サーフからのルアー釣りは片手で数えるほどしかいなかった。

11時にいったん上がることにした。
クルマで1時間でも仮眠とってから
午後も人が多いようだったら別の場所に行くか。


ハマグリ取りのほうがイイな
1時過ぎに目が覚めた。暑い。寝てられない。
海岸の貝採りの人手も収まり静かになっていたので、
いったん片付けた道具を再準備。

駐車場で隣の車の人に午前中のハマグリ取りの成果を見せてもらう。
ちょっとこぶりだけど3kgぐらいあったかな。
釣りよりこっちのほうがいいかな。
何釣りですかの質問に、ヒラメです。
とは応えたけど、どうせ釣れないんだし。


潮が引いたのでかなり沖まで立ち入った。
ルアーで海底をずっているので、こんなんが何回かかかりました。
来年、本気でハマグリ採りこようかな。


潮が引いた午後...それは来た
4時過ぎ、いったん休憩して高い位置から全体を見渡してみる。
あそこがいいかな。
決めた場所でルアーをバイブレーションに変えてみる。
釣れそうな気が全くしないけど気分転換にルアーを試してみよう。

バイブに替えて何投目か。
ズシッと重い。
根にしっかり引っかかったか。
いやいや違う。
魚の引きだ。

ググッと持って行かれ
2度3度リールのドラッグがジージーと鳴っている。
何がかかったんだ。
それほど苦労することもなく手前に持ってくる。
なんか平ったい。
なんだ。


ヒラメだ。
それも40cm以上は確実にある。
ラインを引いて砂浜まで持ち上げる。

メジャーあてたり、写真とったり。
写真を取るのに砂浜に置いてもバタバタ暴れて魚体が砂まみれ。

ゴミ捨て用のビニール袋を持参したので、
海水を入れて置いておいた。

散歩の何人かに、
一様にこんな大きなヒラメがビーチにいることにびっくりしていた。
ハマグリは取れるしヒラメは釣れるしイイ海岸だ。
こんなところが浦和から2時間弱で来れるんだから。


ヒットルアーはこれです。
こんなんで釣れるんだね。
ひたすらロッドを振り抜いていることに自信が持てた。

それから1時間半同じルアーを投げたけど、
アタリも何もなかった。

ヒラメの近くをたまたまルアーがかすめ通っただけの
ラッキーで釣れたんだな。
いやいや、あそこがいい。最初に決めたのは自分だ。
2尾目のヒラメをあげるのにすごくプレッシャーを感じる。
充実しながら帰りを急いだ。