台風も熱帯低気圧から低気圧に変わり南東に去っていた。南房総ではうねりが残るので釣りは断念して逗子でウインドサーフィンをすることにした。
昼ごろから南風が強まる予報になっているので、いつもより30分遅起きして出掛けた。
逗子海岸に到着、10時前に出艇準備完了。
海岸についたときはほぼ無風だったのが20分もすると沖から風が入ってきた。そよそよと2mほどの風の中、時折のブローで3mも吹いていれば、何かしらの練習にはなるので、さっさと出艇した。
6月28日(金)には海開きするので出艇規制のない貴重な時間だ。海水浴場がロープで仕切られても出艇に大きな支障があるわけでもないが、沖に出るまでタックの回数が増えるので面倒だ。
風の方向や強さによっては帰艇するのに苦労する。
海岸では海の家建設真っ最中だ。
セイルは午後の5m6mの風を当てにしてヘルキャット7.2を張った。
このセイル、7.2の割に取り回しが良くて、購入して初めての時に今まで完成しなかったヘリタックがあっさり出来てしまった。それも最近練習してなかったのでプレーニングする風が入って来るまでおさらいしてみる事にした。
セイルの表面裏面での風をしっかり感じながらセイルを操作するようにした。セイルをクルッと返す時にセイルが風になびくのに任せて自分の動きが追い付かなくなることがある。主導権は自分にあるのだと言い聞かせ、動きを分解しながら取り組んでみた。
1回目であっさり成功。左手前は出来るんだけど右手前が苦手だ。
右手前で1回目、あっさり裏風に飛ばされて沈。風の捉え方がまったく分かっていない。コレは練習で体に覚えさせるしかないな。
ウネリもなく、安定した風が入ってくるので練習にうってつけ。
海上もあれこれと練習する艇でいっぱい。
タックのときにバランスが崩れて体を動かして反対タックに回るのが旨く行かない時がある。そんなときはヒザをしっかり曲げて重心を下げるとバランスを崩さないでうまく行く。
うまくバランスが取れないな、というときにはまずヒザを曲げて重心を下げる事にしている。タックに限らずたいていの場合はこれでうまく行く。
左手前の時は多少タイミングがずれてもリカバリー出来るので裏風に飛ばされるんてことはない。重心を低くすることを基本にして何度も練習。左手前はどんどん上手くなっていく。
右手前はときおり偶然できるだけだ。ときおりでもコレを繰り返すことだ。左手前の時だって最初はそんなもんだった。
風の方は特に強まることもなく昼を迎えた。午後の風を期待して休憩することにした。午前中の練習でさんざん落水したので疲れた。
結局、午後も風は上がることなかった。いつもより30分多く海上にいたけど諦めて上がることにした。
日焼けのせいなのか、風邪でも引いたのか、ちょっと熱っぽい。葛根湯を飲んでさっさと寝るか。
その前にちょっとビール飲んでね。