走って、走って、ときどき海遊び

ラスコです。人生3分の2を終え残りは、ジョギングで走って、自転車で走って、ときどき釣りとウインドサーフィン.....

今日も福島で釣りです

再び福島の那須白河フォレストスプリングスに
ニジマス釣りに行ってきました。

ルアーフィッシング初挑戦の前回は
ちびニジマス2尾釣れただけでお土産サイズ釣れませんでした。
今日は何としてもお土産持って帰るぞ。

それなりに研究してみた。
フォレストスプリングスのホームページに載っている
今日のコンディションをよく読んでみると。
大型の魚も池の表層で釣れていると記載されていいるので、
前回より軽いスプーンを使ってゆっくり巻いて
表層を狙うことにした。

前回は初挑戦ということもあって
スプーンを遠くまで飛ばすことを第一に考えて
重めの3.5gから4.5gのスプーンを使った。

大型の魚はどちらかというと深い層にいるなんて
聞いたことがあるので、スプーン着水後底に着くまで待ってから
ゆっくり引いて底狙いに徹していた。
実際には表層狙いじゃなきゃだめだったようだ。

前回同様2時起きして3時半に浦和の自宅を出発。
6時にはフォレストスプリングの駐車場に到着。
南房総に行くのと距離はほぼ一緒の180kmなんだけど
所要時間は1時間短くて済む。
福島行くのだと東京を通過することなく
浦和から東北自動車道一本で行けてるのですごく楽だ。
首都高速を通らない分財布にもやさしい。

まだ真っ暗な中、すでに5台ほどの車が開場を待っていた。
途中ポツポツと降っていた雨が音を立てて降り始めた。
雨の方が魚も安心して餌をたべにきてくれるからイイか。
でも寒いよな。外気温0度になってるし。

30分もすると雨も小ぶりになってきたので
防寒着に着替えてロッドの準備をする。

何しろ寒いんだ。週の初めには雪が降り積もったようだ。
東北自動車道を降りてからの幹線道路には雪は見えないが
土の部分にはまだ積雪が見える。
金曜日は東京だって充分寒かった。
その1.5倍寒いと思えばここ白河の寒さだ。

防寒着の性能もいいから身が寒くてしょうがない
ということはないんだけど、手と足先が冷たい。

要領がわかっているので早目に並んで入場して、
ファーストポンドの奥目の流水のあるインレット付近に向かった。
早めと言っても10人ぐらいしか並んでいなかった。
天気予報では白河あたりは朝のうち小雪、一日中曇になっている。
普段の週末はもっと混むんだろうけど
ガラガラで好きな釣り座を選べる。

まずは2.5gの銀色スプーンから投げ始める。
アタリがないのであれこれ色をかえてみた。
1.5gのスプーンに変えてゆっくり巻いて表層狙いに徹した。

5分もしないうちに、ガツンときた。
前回のちびニジマスとは違う引きだ。
ドラッグを緩めにしていたのでジージー音を立てて
ラインが出ていく。
魚に強く引かれたときにジワジワとラインが出て行くように
ドラッグを締めた。
魚が下に突っ込まないようにロッドを横に寝かせて静かに寄せてくる。

魚が見えてきた。おっ、でかいでかい。50cmぐらいあるか。
でも、ちょっとね。

口に針がかりしていないんだ。
背びれに引っかかっているスレってやつだ。
それでもキープサイズだから慎重にやり取りしてネット入れした。
スレだから釣り味とかの感想はなし。おみやげを拾った感じだ。

明らかに釣れる人と釣れない人の差があるな。
何が違うのか横目でチラチラ。
リールを巻くスピードはどちらかというと早いな。
要するに沈めないで上層を釣るということか。
上層とばかりは限らないか。
沈めてから巻いているのかもしれないし。
自分の引き出しが少ないので勘ぐりもこの程度で終わり。

隣の人が黄色のスプーンで釣れているので自分も黄色にしてみた。
引き出しがないので直感的。

変えて一投目にガツンときまし。
これもキープサイズだ。
しかも口に針がかり。やっと釣れた。
ネット入れも慣れてきてぎこちなさがなくなってきた。

朝7時から始めてもう昼近くになって釣れました。
50cm近くの大きさの割には呆気無くネットイン。
海の魚でこのサイズだったらかなり手こずるけど。
こういつもんなんでしょ。

その後もスプーンのカラーを変えて2尾3尾と釣れた。
3尾はいらねーな。2尾だけスカリに入れて
あとはリリースすることにした。

予報に反して晴れ間も広がってきて
寒さも忘れて時間は過ぎてゆく。
おみやげもできたし、今日は早めに帰ろう。
1時半にあがることにした。

駐車場の端に魚をさばく場所があって腹わたを捨てられる。
持参した出刃庖丁でまだ生きている魚の目の後ろ2,3cm、
人間で言ったらこめかみあたりになるのかな。
ここに包丁の先を刺して締める。
えらぶたを切って尾っぽの付け根に切れ込みを入れ血抜きをする。

川魚はどう処理するのかネットで調べたら
海の魚と同じように締めてから血抜きをするとあったので
同じようにしてみた。
血抜きをしないと血が身に回って生臭くなる。

血抜きといっても体に回る血をすべて抜くわけではなく
血の圧力を下げて血が身に回らないようするって感じかな。

2尾の魚をよく見ると模様が違っていて少し違う種類のようだ。
しかも腹を割いたら白い液体がまな板に広がった。
オスだったのかな。

さらに、もう1尾はなんとタマゴが出てきた。
オレンジ色のイクラがボロボロとこぼれ落ちてきた。
家に帰って調べたらちゃんと下ごしらえすれば食べられるそうだ。

気が舞い上がって魚の写真とるの忘れた。
家に帰ってから写真とったけど腹を割いた姿が忍びないので、

次回釣れた直後の美しい魚体を撮ることにします。
釣れた後このスカリの中に入れておきましたので
魚体は想像の世界で。

帰りの東北自動車道も渋滞もなく順調に帰ってきた。
渋滞は浦和インターの先の東京よりで発生していたようだ。
浦和からだと東北自動車道便利だな。
福島にはもちろん海だってあるし、きっと綺麗な海なんだろう。
残念なことだ。