走って、走って、ときどき海遊び

ラスコです。人生3分の2を終え残りは、ジョギングで走って、ロードバイクで走って、ときどき釣りとウインドサーフィン.....

ルアーデビュー

勤労感謝の日の休日。
福島県の白河まで出掛けて
管理釣り場でのトラウト・フィッシングに挑戦してきた。

3月から準備を始めてロッド、リール、ルアーを
少しずつ買い集め、ようやくのルアー・デビュー。

デビューする場所はここと決めていた、
福島の「那須白河フォレストスプリングス」。
日本でも有数の広さと自然を生かした
美しいフィールドの釣り場だ。(と本に書いてありました。)

ここフォレストスプリングスは
広大な池を3つもつ広さで日本有数の管理釣り場だとか。

70センチを超える大物のニジマスなども放流されているとのこと。
ここの運営母体は林養魚場という養殖業者で
味の方も料亭に卸すような品質の物なんだそうだ。
(と本に書いてありました。)

一日遊漁券4000円で釣った魚は10匹まで持って帰れる。
美味いんだかどうか分からないから、
本日の所は1匹持って帰って試食してみる予定。釣れればね。

グーグルマップで調べてみると浦和から2時間40分の行程。
朝7時オープンなので。6時半に現地着の予定で逆算して
2時起床で3時半に家を出発。
自宅から15分ほどの東北自動車道の浦和インターから入って
順調に飛ばして、白河インターで降りて15分ほどで
フォレストスプリングスの駐車場に到着。
行程の9割方高速道路なので時間以上にあっという間に到着。
まだ6時だというのに10台ほどの車が止まっている。

11月と言っても、きょうはかなり冷え込んで
冬支度でもイイくらい。
釣り用に買い込んだコロンビアのジャケットの下に
ユニクロのウルトラライトダウンジャケットを着込んでいる。

フォレストスプリングスは関東周辺に4ヶ所の釣り場を持ち
いずれも自然味たっぷりな釣り場になっている。
ここ那須白河のほかは福島の裏磐梯や神奈川の開成町にある。

雰囲気はいいと言っても要するに人口池にマスが放流してある
釣り堀ってとこかな。
そういうところが好きになれるかどうか自分でも疑問なんだけど、
磯釣りのほかにゲーム性のある釣りがしたかった。
ヘラブナ釣りも考えてみたけど、
一ヶ所にしゃがんでやる釣りスタイルが
到底好きになれそうにないのでやめた。

ルアーによるマス釣りは、
こういった管理釣り場に限ったわけでなく、
渓流や自然の湖なんかでも出来る。
出来たらそういう方面に進みたいけど
お金もかかるし悩むところだ。

様々種類のスプーン。どれをどう使うのがいいのか。
カラーの違い、重さの違い、タナの違い、が分かっていない。
それなりに本を読んだり、月刊誌を読んだりしてきたけど、
実際やってみて覚えることを整理していきたい。

リールも普段の海釣りではレバーブレーキ式を使っているため、
今日使うドラッグ式は初挑戦だ。
大物がかかったときのドラッグはどうすればいいのか
実地で習うしかない。

朝7時オープン。ロッドからバッグから手で持って
チケット売り場に並び遊魚券を購入して入場。
一日券4000円は、管理釣り場の相場といったところで
特に高いわけでもない。

どこに釣り座を構えたらいいのかわからない。
どやどやとみんなが行くほうに向かう。

3つの池があって、うち1つはフライフィッシング専用。
各池とも1万平方メートルの広さがある。

どうやらみんなファーストポンドへ向かうようだ。
それについて行った。隣の人とは5m間隔で釣り座を構える。


ボクの後ろはフライフィッシング専用のセカンドポンドがある。
週末なのにがらがら。
普段ならもっと混んでいるんだろうけど今日は生憎の天気。

時折ポツポツ雨粒が池に波紋を広げる。
濡れるほどでもないし雨降りだと人の気配を消してくるから
釣りには好都合。

駐車場から入ってすぐにあるのはサードポンド。
こちらは人も少ないので初挑戦のボクが
ゆっくりやるにはいいかもしれないが、
やっぱり人気のある方でやることにした。

適当なところに釣り座を構え、すぐに実釣開始。
どのルアーがいいのかわからないので3.5g銀色のスプーンから始めた。

トラウト類の繊細な当たりは手元で取るよりラインの動きを追ってとる。
この辺はテレビで見た知識。最初は気持ちが落ち着かなくて
集中できなかったけど、
何投かしているうちに気持ちも落ち着いて
ラインで当たりを取ることに集中できるようになって来た。

目の前を40cmを超えるニジマスが悠々と泳いでいく。
こういうのは釣れないんだな。

30分たったのか、1時間たったのか、
まったくアタリも何も無い。
周りでは何人かの人がボチボチ釣れているようだ。

ルアーを何個も替え、
赤に黒のラインの入ったスプーンにした一投目
とうとう釣れました。

リールのドラグがジージー音を立てている。
どんな大物かと思ったらドラグを緩めすぎていただけなので
少し強めにする。
ルアーデビューの第一尾目は絶対写真取るとか思ってたけど、
釣れたのは20センチぐらいのニジマスの子ども。
写真取るのも恥ずかしいのですぐにリリース。
子供持って帰って食うわけにもいかないしね。

それでも一尾目が釣れて一安心。
それからすぐに2尾目も釣れたけどやっぱりニジマスの子供だ。
後が続かない。

最初の予定では、午前中にキープサイズが2尾釣れるが
今日のところは1匹だけ持ち帰って後はリリース多数の予定。
午前中で切り上げて夕方5時には自宅着で、
持ち帰ったニジマスを三枚におろす。
ホイール焼きに塩焼き、フライ、
あとどんな料理法があるのかインターネットで調べてみよう。
なーんて予定でいたのに。

思ってたように釣れない。
マス料理がおいしいと評判のレストハウスにも寄らずに、

結局4時までやってキープサイズは釣れなかった。
周りではそれなりに釣れていたようだ。
初心者とベテランの差歴然。

ちくしょう、悔しい。でも、悔しいほうが面白い。
次回はキープサイズ釣り上げて、いっぱい食ってやる。